June 2011

聞き取り100%の件

1232 今週末の英語喉セミナーです。今回を逃すと7月の中半まで喉セミナーはありませんよ~~~。 http://www.doodle.com/bpxmkqvv8ufgtktm さて、英語喉で、すご~~~いと思った人は、きっと発音だけでなくて、音の聞き取りがよくできるようになった人じゃないかな。それも結構、短い時間で。 メカニズムははっきりしています。 1.今まで雑音として処理していた喉の深い響きの方に感心を向けたら、当たり前だけど聞けるようになった。 例えば、皆さんの部屋にクーラーがかかっているとします。クーラーは小さな雑音を出しているでしょう。でも、脳ってそれを雑音として処理するので、結構、聞こえてませんよね。でも聞こうとすると聞こえてくる。 今までIFとかいう発音を聞いても、その深い部分を聞いていなかったので、雑音にしか聞こえなかったわけです。あるいはSHE ISがSHEY-YIZみたいになるわけですが(喉発音なので勝手にYが生じる)、そういうのも雑音として処理していたら聞けませんよね。 2.シラブルはまさに、どこからどこまでが単位かを教えてくれるのです。シラブルを無視していると、音が大量にながれてきて、全然つかめないでしょう。例えば、 HOWAREYOUDOINGTHESEDAYS? と音が流れてきたとき、わけがわかりません。でもシラブルがあるということを理解すれば、 HOW-ARE-YOUD-DOW-WING-THEZ-DEIZ? とグループに分かれて頭に入ってきます。 だから、急に英語がゆっくりになったように聞こえるわけです。 このことは、結構、瞬間的に起こることで、誰にでも起こることです。 まだこれを経験されていないかたは、以下の工夫をしてください。 1.通勤のときなどに周りにある看板などの字を見て、ネイティブならどう読むかなとシラブル分けしてみる(3ビートに気をつけて)。 例 淀屋橋 --> YOD-DOY-YAB-BASH-SHIY 2.日本語をわざと3ビートで読んでみる。 3.実際にネイティブと会話する。ゆっくり、シラブルを大切にしながら喋る。 量をこなすから聞こえるようになるわけではありません。発想の転換で聞けるようになります。 よく女の人の横顔に見えたり、月面に見えたり(??でしたっけ)するような絵があって、最初は難しいけど、見ていると、見えるようになるのがありますよね。 ちょうどジーナの両親の家にも飾ってあるのだけど、一見、単なる木の彫刻で意味がないように見えるのが置いてあるのだけど、じっくり見ていると文字が見えてくる。一度、見え出すと、もう元には戻れない、、、というのがあるんですが、それに似ています。 そもそも、日本人以外のノンネイティブの外国人は最初から英語の音が聞こえているというのです。だから、英語がこんな風に聞こえる、、、空耳と言って楽しんでいるのは日本人だけということになります。 単語のアクセントの位置を試験問題にしているのも日本だけです。 外国で英語がどう教えられているのか、、、なんてのも調べたら、何が大切でないのかが分かってくるはずです。  Tweet This Post This entry was posted on Friday, June 24th, 2011 at 9:23 am and is filed under 喉. You can follow any responses to this entry […]

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盗み聞きをしてしまった件

1231 今週末のセミナーの募集です。とりあえず英語の音が聞こえるところまで行きましょう。 http://www.doodle.com/bpxmkqvv8ufgtktm   MASA RADIOが益々盛り上がっている。 MASAさんが、相手のパーソナリティーを引き出しているようで面白い。 http://audioboo.fm/boos/394083-masa-radio-talking-to-cheerful-yuyu http://audioboo.fm/boos/394141-masa-radio-talking-to-emily-again また、タイの日本語教師さんが、英語ができなかった中国人の人が短期間で英語ができるようになっていくのを目撃されているのが面白い。あと、http://thainihongo.seesaa.net/article/211369507.html に書いてあるのだけど、聞くことができるようになったら単語が自分のものになるスピードが速いとあるが、これは本当だと思った。 聞き取りが出来ないと単語の暗記は単語集とかに頼ることになる。あるいは読んでいて字として勉強する、、、まあこれは普通日本人が中学高校とやることだ。 しかし聞けるとテレビなどをぼ~と見ていても、単語を覚えることになる。 そういえば、私は英語喉前からアメリカ英語がそれなりに聞けていたが、辞書はもう20年ぐらい調べたことがない。耳で聞いていて、何回か出てきたら、なんとなく覚えてしまう。人の顔をおぼえるのと一緒だと思う。 やったもんさんもSKYPEで英会話をはじめられたようだが、とてもよいことだ。 さて、最近、電車通勤を週3回ぐらいはするようにしている。電車だと行きと帰りで10ドルぐらいだ(800円ぐらいか)。会社から一ヶ月に50ドルの手当てが出るのと、あと、税金の控除になるので電車は経済的だ。 自動車だと今1ギャロン(4リットル?)4ドル強だ。往復でおそらく2ギャロンぐらいかかるので8ドルぐらいかかる。だから自動車のほうが微妙に安いけど、電車のほうが補助が出るのでやっぱり安い。 駅から会社まで5分ぐらい歩いていたら、若い社員の男女が話をしながら歩いていた。自己紹介をしている。最初はどんな英語文法を使っているかと思って聞いていたのだけど、男性のほうの内容を盗み聞きをしてしまった、、、。 なんでもハーバードのプログラムである外国の学生たちと会議をしながら交流をするプログラムだという。 どこの国か、言わなかったのだが、それはきっと、最初から日本だというと、相手の女の子に、「この人は、きっと日本に行って、日本の女の子達にもてまくった類ね、、、」と思われるのがいやで、どこの国かは最初から言いたくないのかな、、、と私は思った。 そのプログラムは素晴らしく、その国の学生達と、エネルギー問題、国際情勢などについて話したという。 そして、アメリカ人とその国の若者たちとのネットワークができて、あとでその国を旅行したりとか、あるいはビジネスの話をしたりとかで、素晴らしい経験になった、、、。 このあたりで、私は、ありゃ、あの「日米学生会議」だと思っていたが、違うのかと思い出した。 <日米学生会議出身の友人がいるが、英語喉を紹介したら、「ネイティブのように喋る必要はない」で話が終わっている。> だって、日本人の大学生がこんな素晴らしいネットワークを気づくような関係になれるはずがないと思ったからだ。口発音では、そもそも相手の言っていることが分からないし、通じないし、また冷たいイメージになるから、友情を結ぶのは難しい。 先日もJETで2年間も日本に住んでいた元同僚が、「日本人の友達がいない」と言っていた(中国人や韓国人の友達はいる)。 英語喉をまだ知らないだろうからだ。 そして盗み聞きを続けていると、その若者がついに言ったのだが、相手の国は中国だそうだ。 やっぱりそうか、、、。 中国人の学生は当たり前のように英語ができるのだ。中国語は口発音だけど、喉を閉めない。またシラブルは当たり前のように知っている。 このようにして、アメリカの若い人達で国際関係に興味がある人達は中国の若者達とネットワークを気づいていくのだなと思った。 さて、わが祖国日本では、今、高校生などが単語のアクセントの位置などを暗記しているのか~~。 と思うと情けなくなった、、、という話です。文部科学省に訴えても無駄か、、、 MASAさん、ひきつづき、英語の正しい勉強方を示してください!!!!  Tweet This Post This entry was posted on Thursday, June 23rd, 2011 at 9:05 am and is filed under 喉. You can follow any […]

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日本の発言力、存在感、、

1230 今週末のセミナーの募集です。 http://www.doodle.com/bpxmkqvv8ufgtktm MASA RADIOがパワーUPしている。音質がよくなっているし、またMASAさんの英会話が、会話のキャッチボールみたいになってきている。英語がまだ初心者の人には分かりにくいかもしれないが、私には、MASAさんと、相手の考えていることの「一致度」が益々高まっているのが分かる。MASAさんが、ある文を始め、その文自体は、真ん中で切れているが(意図的に)、そこから相手のネイティブがつなげている会話などがちらほらあったのが良い。 http://audioboo.fm/boos/392548-masa-radio-talking-to-super-funky-american-ken http://audioboo.fm/boos/393138-masa-radio-talking-to-clever-bryse さて、昨日ニュースで米国国務省長官のヒラリークリントンさん、それからペンタゴンのロバートゲーツ氏、日本からは、外務省の松本氏、防衛庁の北沢氏のニュースコンフェレンスがあった。 http://blogs.wsj.com/washwire/2011/06/21/lost-in-translation-in-foggy-bottom/?mod=google_news_blog そこで、通訳の人がマイクからの音声が聞こえないというハプニングがあった、、、 というニュースがCNNで流れた。 さらに、そのニュースコンフェレンスで、「サウジの女性が運転を禁止されている件をどう思うか?」という質問へのヒラリー氏への回答がCNNのニュースになっていた。 しかし、肝心の日米同盟に関しての会見内容や質問・回答はニュースにならなかった。 これは微妙に悲しいような気がするのだが。日本に関する内容がアメリカでニュースにならないのだ。そもそも、日本は同盟国なので、あまりニュース性がない。 でも日本から見ると、内容に関して色々、国内で報道されているのではなかろうか?それから、日本だけだと思う。教育レベルの高い政府の代表が通訳を必要とするのは。中国人がそれでもアメリカで通訳を使って中国語を話すのは、それは英語ができないからではない。中国人としてのプライドを中国、国内むけに示すためである。 マイクの問題があって、ヒラリーさんが、松本氏か、北沢氏に、マイクに向かって何か言ってみてくださいと言っていたが、全然、反応をされておらなかったのだが、そもそも英語が理解できなかっただろうし、英語で何か面白いことを言って、その場の雰囲気を和ませるということも、英語となるのでできなかったのだろう。 しかし、実際、英語がトップレベルで分からない状態で、本当に平等な立場での日米同盟が可能なのだろうか? <日本人の記者さんたちは英語でがんがん質問をしているのだろうか???していないから、次々に日本に関係ない質問がでるのじゃないのか???日米同盟のニュースコンフェレンスなのに。> 沖縄の基地問題など、もしかしたら、そういうことを言っていないとアメリカに全く無視されてしまうから議題としてとりあげているだけではないのか、、、などと思ってしまう。 さて、英語を勉強している人はたくさん日本にいるが、先週、ネイティブ何人と話したという質問があったとすると、おそらく99.99999%の人がゼロと答えるのではなかろうか? それは英語を勉強していないのと同じことだと思う。 なぜなら、英語ができるようになるというのは、言い換えると単語が使えるようになる、聞いて分かるようになるということだけど、それは実際に使いながらでないと無理だからだ。 だから、努力して、実際に使う機会をつくるべきだ。 そういう意味でMASAさんがやっているように、日本語を勉強している相手と英語と日本語を話すとよいだろう。 英語は中身が大切だという人がいるが、それはその人が英語が苦手だから、内容で勝負したいということと理解したほうがよい。そういう発言をしている=聞き取りもできていないし、本当の英語も喋れていない。 ~~する前にまずは語彙をとか文法をとか、、、という発想を変えよう。 英語を喋りながら、単語の使い方を学ぶ。英語を喋りながら、自分のなかで文法を作っていくと。 30日以内にネイティブと一回も英語を喋っていない人は、英語を勉強していないということと同義だと考えてよい。ぜひ、実際に使うことで、英語力を向上させてほしい。

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