June 5, 2011

今週末のSKYPE英語喉講座を振り返って

さてこの土曜日、日曜日と日本時間の晩に4人さんを教えました。 4人の皆さん、ぜひコメントなどありましたら、コメント欄でご紹介ください!!!! まずNさんですが、英語のプロです。運用能力はとても優れておられまして、また聞き取りもすでにできるということでしたが、喉発音をするとちょっと苦しくなる、、、ということでした。 ゲップエリアの音で苦労をされたのですが、首の底あたりを柔らかくして、、、という表現を多様して、しばらくねばっていただくと、うまく行きました。 首の底を響かす、、、という表現もありますが、柔らかくしないと、例えば、首の根元を掘り下げるようにしてやる発音ができなくなります。 皆さんも意識して、柔らかくしてYやRなどを発音してみてください! Nさんは、そもそも日本語の発声がとてもきれいでした。司会などにも向いているきれいな声でしたよ~~。 意識して音程を低めで喋るというアドバイスをしましたが、そうすると、やはり首の根元にアクセスしやすいのです。 また、音程が上にあがりがちなとき要注意、、、。どうしても声帯が力んでしまいますから、アクビエリアがでにくくなります。 歌を使って、高い音でもあえて、おさえぎみで、低い位置で歌えるように練習するとよいです。菅原里奈先生のボイストレーニングなども見てみるといいかもしれません。 土曜日の二人目はMさん(女性)でした。結果から言うと、喉発音も聞き取りも1時間程度の授業でよくできるようになりました。 日曜日の一番目のTさん(男性)も同じ結果です。 私の授業の最後あたりでYOUTUBEで適当に英語を聞いてもらうのですが、Tさんは、え?今聞いているのはたまたまネイティブが遅く読んでる???なんて思われたほど、英語が遅く聞こえ出したそうです。 二人にしたアドバイスで、同じ点があります。それはNやLの発音のときに特に気をつけることですが、喉をあけたままにしておかないと、音がこもり、ちゃんとした発音ができないということです。 とても面白かった例はVの発音をお教えしたときです。 FERRY VERY BERRY という三つの練習用単語が97ページにあります。どの単語もRを2回言います。分かりやすく書き直すと。 FER-RIY VER-RIY BER-RIY という感じです。Rを二度言うといいましたが、正確には、最初のRはRの半分まで(スウィング)、2番目のRはRの半分からです(フォロースルー)。<分かりにくいかたは、、英語喉147ページを読んでおいてください。> さて、お二人とも、FERRYとVERYではちゃんとRが二回分言えるのに、BERRYだと、一回しか聞こえないのです。 それはなぜでしょうか???? それはBのところで、口を閉じると同時に喉の奥のほうも閉じているのです。連動しているのですね。 だから、そのあとに、最初のRを出しているのに、響きが聞こえないのです。 解決方法はBのとき(というかどんな音のときも)口のほうの動かし方につられることなく、喉自体は開けておくことです。 これを意識すると、ちゃんとBERRYのRRが発音できました。 さて、最後にTさん(男性)です。英語喉を使いながらの発音は完璧でした。実際にフリーで喋るときは、口発音になることがあるので、できるだけ、おさえぎみにしつつ、のどの奥で発音できるようにすると改善されました。 ただ、聞き取りがまだできにくいという点が、レッスンでは10%ぐらいは改善したように思えるけれども、まだまだ、、ということで、以下のことを一緒に練習しました。 1.日本語を英語風にいう練習をして3ビートを体得すること 2.フランス語などで聞き取りの練習をする。 発音は完璧だったので聞き取りが思うほど1時間程度で伸びなかったのは、逆に私にとっては、驚きだったのですが、おそらく上の練習をつづけて、様子をみてください。 また経過のほう教えてください。 上で書いたことを音声で説明しています。 www.nippondream.com/blog/kaz_06_05_2011.mp3

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