August 4, 2010

子音も喉だということがピンときにくい

YUKAさんのブログでのコメントで、長崎の雨さんが、母音が喉であることは分かりやすいが、子音も喉であることは分かりにくいという点を言及されていた(天満さんもコメントされていた)。 http://ameblo.jp/englishbootcamp/entry-10608168721.html  に対するコメントを見てください。 これは以前も書いたと思うが、子音は子供、母音は母というイメージがある。しかし、これは口発音言語である日本語だけのイメージだ。母の補助なしには、子音がでない、、、という状況を如実に表している。 喉でやれば、子音をひとつづついえるどころか、つなげることもできる。最近では、UMEKOさん(http://73417248.at.webry.info/)の音声UPで、WORLDという単語を発音されていたときに、ちょっと喉発音が浅かったのでLが聞こえずWORD?と聞こえたように思った。あれWORLDじゃなかった?と確認したら、やはりそうだった。 喉のほうがしまりぎみな場合、一つ一つの音をちゃんと出せないのである。 森鉄さん(http://toeicjuken.seesaa.net/)とネットラジオをやったときか、準備の放送だったかで、森鉄さんの英語が本格的だったので、こんな人がいたのかとびっくりした話はした。フランス語もそうですよという話になって、森鉄さんが、MERCIE(ありがとう)と発音してくれたときに、RがJかHのように聞こえたのだが、それは、Rが首の根元で発音するというイメージなしに、発音されたからだろうが、そのときに、Rの部分を遠慮して発音されているような気がした。 子音というのは、子供というぐらいだから、母音よりも遠慮がちに発音するというような感覚があったのだろうか?私も英語喉以前は、全く同じようにフランス語のRを発音していたのでなつかしくかんじたのだ。 その後、自分でMERCIEとちゃんと発音してみたのだが、Rのところで遠慮していない自分に気がついた。 喉発音をしていると母音だからこうだとか子音だからこうだとかいう感覚がなくなる。 ただの音でしょ、という感じである。 さて、今日は、香港出身の昔の友人と電話で話していたのだが、彼の苗字はNGだ。これは、日本人には発音不可能な苗字だ。NとGを連続して、喉で発音するのである。私はそれを簡単に発音してみせて合格したのだが、口発音では絶対的に無理な発音。うんぐ、、みたいに2シラブルぽくなってしまう。 もう10年ぐらい前に、彼が、私に、え?NGっていいにくいの?と非常な不思議な顔をしていた。 全世界の人は、誰でも言えるのである。 彼は、ほとんどネイティブと変わらない英語で私と話をしていたが、日本人は、英語の音が聞けないんだという点を説明したけど、意味が通じたのかどうか自信がない。 当たり前のように音が聞ける日本人以外の人類に、日本人が、英語の音が聞こえなくて、英語は周波数が高いと信じているということは説明しても、いまいち通じない。 ジーナの妹に、喉の奥を震わして、それを感じながら発音していると言っても、いまいち、それが当たり前すぎて意味が通じないのである。 今日は、髪を切りに日本人の美容師さんのところにいったのだが、そのかたには、英語喉と機関銃英語をプレゼントしてあるのだが(2,3ヶ月前に)、全然読んでいただいておらない。忙しいのだと思う。 そのかたは、もともと英語を喉で話されているので、あまりピンとこないのかもしれない。あまりにも当たり前のように、ネイティブの人たちと話をしてらっしゃる。 で、今日は、やっぱり英語は使って覚えるものですよねえという話をした。 先日も、アメリカで私と同じような仕事をしている日本人の女性(社会学)と話をしたのだが、やっぱり彼女も、英語は使ってなんぼやと思っていたと言っていた。 英語ができる組の私たちは、みんなたぶん1980年代に英語を特に勉強していたのだと思うけど、やっぱり使ってなんぼのもんやと思いながら英語を習得していたと思う。 最初は、わからんと思いながらも、ニューズウィークや英字新聞を読んでいた。 そのあたりは、松本道弘氏などの影響もあったと思う。やっぱり、とにかく英語を使え、英語で考えろ、英語を読めというようなことをよく聞いていただが、やっぱりそうだと思う。 あと、最近思ったのだが、英語の辞書を20年ぐらい見たことがない。一つには、英字新聞などを読んでいるうちに、なんとなく覚えてしまったということもがあるが、スペイン語を勉強していたということもあるかもしれない。 スペイン語をやっているとラテン系の言葉に触れるので、英語で難しい単語などが結構意味が分かるようになる。 だから、英語+スペイン語あるいはフランス語とかをやると良いと思う。

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