April 23, 2009

3歳の姪の英語発音 完璧だった

天満さんを通じて、TOEIC関係の先生がた、また学習者の皆さんが喉を試してくださっている様子が分かり、感謝しております。どうもありがとう。 さて、どなただったか、インターネットラジオで英語喉をとりあげていただいたときの、議論をロードマップで示していただいているかたがいまして(今URLが手元にない)、その資料を見ていたら、母音は喉だけど、子音はやっぱり口が大切でしょ?という議論があった?ちょっと読みにくかったので、まちがっていたらすみません。 口が大切じゃない、、、ということを言うと語弊がありますが、まあ、日本語に全くなくて、ちょっと工夫がいる音といえば、英語ではTHぐらいしかないんです。そのTHでさえ、厳密には、舌の位置の問題というより、いかに舌から力を抜いて、ブルブル振動が起こるようにするかという問題であり、それは、喋っているときに、それTHを発音するぞ、、、という意識の問題ではなくて、最初から最後まで全てをリラックスさせておればよいという問題なのです。全てというのは、喉、口、頭全体、、、というか、まあ筋肉系統全部です。 え、Rはとおっしゃるかもしれませんが、舌は意識する必要はなく、どてっとさせておけばよい。 え、Lは?とおっしゃるかもしれませんが、舌を口の屋根につけるってのは、誰でもできるし、またつける、つけると言っても、もうついてるじゃんってこともいえる。このエッセイを今読んでる今って、口閉じてます?舌、すでに屋根についてませんか? だからオモタイ舌をつけに行くと言う感じでもない。 そういう意味で口の中の役割は非常にMINIMUMなのです。何かを新しく舌にやらせるというより、やらせない、意識しない、という問題。 がんばるんじゃなくて、がんばらないということです。がんばってがんばらないということです。 母音だろうが子音だろうが同じ。がんばってがんばらない。 えー、そんなあ?と思うかもしれませんが、今回、日本滞在中に、3歳の姪に英語をちょっと言ってもらったんだけど、恐ろしいほど完璧でした。 3歳なので、そもそも口にしまりがない。喉でわめくかんじで喋り笑っている。 でHIGH FIVEって言ってみて?とゆうと、完璧にHIGH FIVEという。 恐ろしいことにFとVの発音が、教えなくても、完璧になっている。下唇と前歯の当たり方が完璧だった。 これって、一瞬信じられなかった。 これがMだったら、驚きは少なかっただろう。例えば、SUMMERって言ってみてっていって、教えなくても、幼児が、唇と唇を合わせていても、大人は当たり前と思って見過ごす。 でも、自分自身が不得意とおもいがちなFとかV、いや特にVだな、日本語にないVが幼児で、教えなくても、正しい唇と歯の当て方をしていると、 うわー、すごい、魔法を見たみたい、、、 と感じるのだ。 実は、幼児にとっては、FだろうがVだろうがMだろうが、原始的な音であり、別に難しいわけでもなんでもない。 自然とできるのだ。喉で発音しており、口は、だらーんとしている。だから聞いたとおり言えば、口のほうは勝手に正しくなる。 これってすごいねえ。 山口大学の講演のときに、一人のかたがSILVERはどう発音するかと質問された。で、喉発音の方法をお教えしたら、自然とVの発音が正しくなっていった。快いブルブル音をともなっていた。で、以前はどう発音されていましたか、と質問すると、SIL*B*ERみたいに発音されていた。 つまり口をだらーんとさせるだけでBがVになっていたのだ。 ご本人の関心としては、SILのところあたりを直したいという感覚だったのではないか。それが、あまりご本人が意識されていたとは思えない(私の勝手な解釈ですが)Vのところまで自然と直ってしまった。 そんなもんなんです。 勝手に、全てが直ってしまう。 さて、英語喉を実践されているかたでさえ、まだ世界の言語には、難しい発音が存在すると思われているのでは?フランス語とかね。 喉でやっていれば、難しい発音は存在しないのです。 3歳の姪にとって、その音が英語だろうと、フランス語だろうと、ロシア語だろうと、あるいはヤギの声だろうと、自動車のエンジン音だろうと、関係ないのです。聞いたとおり、喉で繰り返すだけ。 あとね、その姪の笑い方が原始的なのです。日本人の大人の笑い方って、喉から前でハハハと笑いますよね。姪は、首の根元から、喉から口の出口あたりで笑うんです。 ちょっと音声でやってみました。 www.nippondream.com/blog/warai2.wav 

Read more