August 27, 2008

シラブルは平仮名である

シラブルが意味を成す最小の塊、、、つまり日本語でいえば、平仮名であるということを理解することが大切だ。たんなるリズムではない。リズムはリズムだが、それ以上の意味がある。シラブルを知らずに英語を聞くのは、音の流れのどこからどこまでが平仮名かを知らずに日本語を聞こうとしているようなものだ。 先日、シラブルなんて知っている人は誰でも知っている、、、というようなことを言っている人がいたが、これはやはり違うだろう。英語喉以前でシラブルを無意識のうちに聞いていたのは、ノンネイティブでは私と小林克也氏ぐらいではないかと想像する(あとRON氏とか天満氏も知っていたのだろうか)。  私はもちろん無意識だったが、20年ぐらい前からマクドナルドは3拍でいう、、、と人に説明していた。でもまさか全ての発話にあてはまるとは考えたことがなかった。しかし、歌をよく歌っていたので、無意識のうちにシラブルを知っていたのだろう。 喉以前からアメリカ英語であれば100%聞き取りができた、、、というのが自分で考えると驚異的ではあるが(他の英語となると理解力ががくんと落ちた)、そのおかげで、なぜここまで自分は英語ができるのにネイティブにWHAT?と聞きかえされるのか、、、という疑問がうまれ、そのおかげで共著者をPUSHすることで発見してもらうことができたのでラッキー。 誰かが一人そこまで英語ができるようにならなければならなかったのだろう。200年かかった。 自分が英語ができる、、、というと傲慢に聞こえるが、日本人と韓国人以外のノンネイティブで私の周りにいる人は(プロフェッショナルの世界では)、それが当たり前だ。単語がわからんといって辞書を引いているような同僚とか友人は一人もいないのである。当たり前のように英語を100%理解し、喋り、書いて、読んでいる。 皆さんもきっとこのレベルに到達できます。喉から始めましょう。 さて、喉の旅は続く。最近、自動車のなかでBEATLESのラバーソウルを聞いているが、意味ががんがん頭に入ってくる。前は歌詞はあまり考えずに聞いていた。意味が入ってくるから、ボーカルが音楽の中心に聞こえる。当たり前だが。意味があまりない曲を聴く気があまりしなくなった。あと、歌詞がきらいだから聞く気がしない曲も出てきた(ラバーソウルでいうと、GIRL)。 BEATLESではないが、聞いていて、え、こんな意味だったのか、、、と赤面するような曲もでてきた。AC DCの大ファンだが、これは真顔では聞けないな、、、という曲ばかりだ。そんなこと考えたことなかった。AC DCのTシャツを着るのが少し恥ずかしくなった。 ヘビメタのMETALICAの歌詞が、こんなに深いなんて考えたことがなかった。 20年ほど前の友人で当時から歌詞がどうのこうのと言っていた奴(Y氏)がいたのだが、奴は偉大だったのだと思った。当時から自分で曲をつくり、意味をもった詩を書いていた。最近THE WHOというのを聞いていたら、自分がTHE WHOを知っているのは奴のお陰だということに気づいた。結構、曲の意味が深い。奴は本当に音楽的にすごかったんだなあ、、、と思った。

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