音のライフサイクルを大切に
土曜日は、友人の結婚式で、ポトマック川上に浮かぶオデッセイ号に乗ってきました。同性結婚の結婚式でして(それ自体が多様性を象徴しますが)、仏教とキリスト経の要素がとりいれられていて、非常に感動しました。すばらしかったよ!おめでとう。 日曜日は、4人のかたを教えさせていただきました。終わりまでには、英語のニュースが、違って聞こえてきたということで効果を確認できました。やった!読むのも、喉で読むとスムーズに読めるという実体験もしていただきましたね。 英語喉を3時間でカバーしたのですが、よかったのは、どんな違うように思える音でも、基本は一緒だという点が教えやすかったということ。短い時間で教えさせてもらったので。 THに関しては、動画を参考にしてもらいたいのですが、音・息をせきとめたところからはじめるとザとかダになるんです。喉ブレーキというか、これは舌ブレーキと呼んだほうがよいかもしれませんね。 でね、今回は、Zが舌ブレーキから始まってしまうかたがいて、本当に勉強になりました。つまり、日本語って本当に舌ブレーキがきついってことですよね。ポッキーを加えてもらって、舌をブロックしてもらい、ZZZZと快い音を出してもらって成功しました。ポッキーメソッド大成功。 Zで舌ブレーキがかかるとDが最初に聞こえるんです。これ、わかるかなあ。喉の実践者なら聞こえるはず。ZZZZを発音するのをわざと間違って、舌を屋根につけたところからはじめてみてください。Dが聞こえますよ。 それだけで、Zじゃなくなるんですね。皆さん、チェックしてみてください。ZZZといってみて。 日本語って、喉ブレーキとか舌ブレーキがものすごくかかっているんですけど、英語だと、かかっているように思える音でさえ、本当にかかっていないですね。例えば、たしかにMは両唇音と言われているけど、唇のところをおもいっきりはじいているわけではないんです。笑いながらでも英語はしゃべれるんだから、当たり前ですけどね。 昨日のPENGIN太郎さんの音声にコメントを出していますが(昨日のを参考に)、最後のTRIPでTのところの舌ブレーキ、というか舌アタックが強すぎて、TとRIPが分かれて、ちょっと2シラブルに近くなっています。 舌は本当に適当にだらーん。そうしてはじめて、TRIPという単語が1シラブルでいえるんです。 音のライフサイクルという描写が英語喉にはたくさんでてきます。練習問題のあとをみてください。本当は練習問題をはじめる前に読んでほしいのだけど、あまり説明が長くなると、練習をする気がなくなるのではという心配から、練習問題のあとにおいてあります。 みなさん、あのセクションをちょっと復習してもらえませんか?例えばTHのところとか。読んでもらえば、舌はあくまでもなまけもので、のそっとおきてきて、のそっと終わる、、、ということが分かります。 よろしく!
ペンギン太郎さんが再UPされています。
http://mezasetoeic900.blog114.fc2.com/blog-entry-550.html ペンギン太郎さんが再UPされています。 いい線です。もう少し、喉の発音位置が下がったらよいですね。 音声にてアドバイス、やっととりました。 www.estat.us/blog/pen1.wav
数学とは何だったのか?
私は算数、数学が大嫌いだと思っていた。中学のとき、試験前、試験の朝まで、準備をする気がうせるほどであった。高校入試があったので、それなりに勉強したが、高校になってからは、よく分からない。数学の先生が戦争のときの話をしてくれたことは覚えている。 まあ、数学とは何かが今だに分からないし、分かろうという努力をしていない。が、量的分析というのを仕事でやっているので、あー、こんなところに、これが使われているんだ!面白いなあ、、という思いはある。先日は、ユークリッドさんの式が使われているある手法に感心したという話をした。 今日は行列計算に感心したという話をしたい。もうこれは10年以上も前大学院で研究助手としてやっていたのだが、ネットワーク分析というのをやっていた。結果は、教育社会学という雑誌に出たのだが、教師のネットワークのネットワーク濃度というのを出すということをやった。教師間の関係が強いと、教育効果も大きいのではないかというのを調べるのが目的だった。 そのときに、行列計算を使った。また、深い話はできないけど、Xという行列に誰が誰と話しているかという情報を入れる。例えばだが、AさんとBさんが週に3回は話しているとすると、3という数字をAとBが交差するところに置く(これ意味が分かりにくいかも)。詳しく言うと、 AさんとBさんは週に3回話す BさんとCさんは週に1回話す Cさんは誰とも話さない [. 3 0, 3 . 1, 0 1 .]みたいになる。書き方を変えて分かりやすくすると . 3 0 3 . 1 0 1 . って感じ。 で、XをTRANSPOSEしておいて、またXとかけると、何かになるのだ。それが何になったのか忘れたのであとで確かめておくが、その時、非常に感心した。SASという統計ソフトを使って X'*X と打つと、非常に便利な数値を得ることができて、ちょっと感動した。ちょっと違ったかもしれない。思い出せない。 やっぱり何がすごいかというと、この数値はそれぞれの教師ごとに得たものなのだけど、学校ごとにこのX'*Xを走らせるわけで、手作業でやるわけじゃない。コンピュータで自動的に300ぐらいある学校の情報をぐるぐるぐるぐるとプロセスするのだけど、これが非常にCOOLに感じた。 一旦、X'*Xとプログラムすれば、学校が300だろうと、30000だろうと、自動的にプロセスできる。 でも間違っているかもしれないから、わざと自分でデータをつくっておいて(上で書いたみたいに)、確認してみたりする。手計算とコンピュータの結果を比べて同じかどうか。 ところが、中学や高校で習ったとき、こーんな便利なことができるなんて知る余地もない。 思うに、私にとって、面白いのは、暗記しなくても、シミュレーションで色々なことが分かることだ。例えば、ちょっとX'*Xが何だったのか忘れたけど、SASをスタートさせて、適当な数値を使い、実際に計算してみると、あーこういうことだったのかと分かる。 そういうのが好きな人がいて、私もその一人だ。でも、皆が皆、好きでなくてよい。思うに、これは非常にNERDYなエリアなのである。 来年あたり、上の行列計算を猛烈に使った仕事をするかもしれない。上の例だと、学校における先生と先生の関係に基づいて行列の計算をしたわけだが、今度は、なんか、政府の福祉政策で、なにかの行動パターンを分析して、なにか不正がないかを調べるんだって。それに、ネットワーク分析が使えると。誰と誰がどういう関係にあるかということに基づいて。実際、SASがそのためのソフトウェアを開発していて、自分で行列計算を必死こいて書く必要はないみたい。興味はないとおもうけど、一応ここに書いてある。http://www.sas.com/solutions/fraud/social-network/ 思うに、数学というのは学校でやるから、なんか神聖なことと思われているが、実は、非常に、NERDYな作業なのだ。そういうNERDYなことおはNERDSに任せるのがよいのではないか。数学がどうもおちこぼれをつくる機械と化してないか? 念のためにいっておくが、こういうのが好きな私には、英語喉が発見できなかった。私はジーナの発見を日本語にしただけである。 そして第1の実践者になったというだけなのかもしれない。英語喉はやっぱり芸術家肌であるジーナの業績である。なんでも芸術というのは常に、小さな問題を解決するの仕事らしい。その場で。だから、英語発音の課題も解いてしまった。芸術というのも実に実用的な分野なんだなあと感心。