September 19, 2016

書評
茂木健一郎 「最強英語脳を作る」

茂木健一郎 最強英語脳を作る https://www.amazon.co.jp/dp/4584125228/ref=as_sl_pd_tf_lc?tag=kuekawa-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4384054629&adid=08WRKPPDFWB4NWTRN8WK&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.nippondream.com%2Feigonodo%2Farchives%2F7403 27ページに英語喉が言及されているということを偶然見つけて、購入しました。 英語喉と言う人がTWITTER上でいちゃもんをつけてきたが、自分の英語は通じているので、それでいいのではないかという内容でした。 そういうことをこだわるのが日本人の悪い癖ということになっています。 確かに、以前、細かいことで茂木さんの英語の批評をしている日本人がいました。 この本は英語に苦労している人に優しい本だと思いました。 例えば、すぐにできなくてもいい。喋れない時期がしばらくあっていい。脳科学的にも、、と主張されている部分、今英語ができない人には優しい言葉です。 発音は伝わればいい。 これも発音で苦労している人には優しい言葉です。伝わっていないから困っている人が多いかもしれませんが。 31ページ 英語は新しい言葉ができるほどでネイティブさえ分からない言葉がある。 これもやさしい言葉です。 3割しか分からなくてもそれなりにきく。 これも3割しか分からない人には優しい言葉です。 英語が苦手な人がこの本を読むと、もしかした、悩む必要はないんだと元気がつくかもしれませんね。 英語喉では、まずは聞き取りができるようにならないと英語の勉強を熱心にやっても効率的でなく、おそらく一生、分からないまま過ごすことになるでしょうと言っていますから、これはやさしくない言葉ですね。 でも英語喉コミュニティーでは実際に発音ができるようになった人、聞けるようになった人がたくさんいます。

Read more
Eigonodo radio
基礎英語の時間です。

Read more
Uncategorized
日本人に一番合った英語学習法―明治の人は、なぜあれほどできたのか (祥伝社黄金文庫) 斎藤 兆史

最初に自分自身は、斉藤先生の考え方と違うものを持っているということを明確に書いておきたいと思います。 斉藤先生のご意見は、保守的な英語の勉強法で頑張るのが王道ということだと思います。 私は、コミュニケーションをしっかりやったほうが良いのではないかと感じています。 さて、明治の人たちがどのように英語を勉強したかということが書いてあり、読み物として楽しいと思います。 厳密に斉藤先生の言われていることを仮説としてみていくならば、論理がやや昭和的な感じがします。 達人のかたがた、それぞれを達人だったと称する件ですが、本当に達人だったのでしょうか? さらに、斉藤先生は、それぞれの達人が達人だったのは地味に英文を読んだからとおっしゃっています。海外留学をしていた人物も多いですが、留学していたらからではなく、地味な勉強をしたからだと斉藤先生はおっしゃっていますが、その証明は明確には述べられていませんが、それぞれの達人が、地味なことをしていたからとその地味なことに効果があったに違いないという論証方法です。留学をしてコミュニケーションを多くもったからだったかもしれません。 ただし、普通の人は、地味な練習があるからこそ技術に優れていると考えますので、斉藤さんの論証は受け入れやすいとは思います。 「数年間母語話者に会話をならったくらいで英語など不自由なく使えるようにはならない」と先生は主張されています(25ページ)。 が、意外と日本人でも英語ができる人は存在していて、そういう人たちは、意外と時間をかけずに喋れている人が多いのではないかというのが私の個人的な印象です。

Read more