January 15, 2015

批判的コメンタリー
自分の目で見て判断しよう、、という話

英語でMの発音は両唇音と呼ばれています。それはMを発音するときに、上唇と下唇を合わせる、、と信じられているのでそう呼ばれています。日本人は、普通、Mの発音の練習をするのに、両唇音だから、唇をしっかり合わせて力強く発音すると教えます。 が、洗脳を解きましょう。 そう信じているのは、そう本に書いてあったからですよね。インターネット上で読むものの全てが正しいわけではないのと同じで、本に書いてあるから正しいとは言えません。 以下の動画はSKYPEに通訳機能がついたことの宣伝動画です。 1:26のところから始まるようにURLを設定しました。 https://www.youtube.com/watch?v=G87pHe6mP0I&t=1m26s まずアメリカ人の女の子が以下を言いますが、最後のSOMETIMESのMのところを唇を見てください。上唇と下唇を合わせていません。 I would really like to visit you sometime それに続いて、メキシコ人の女の子がスペイン語で以下のように言いますが、またしても2回出てくるMのところで、上唇と下唇を合わせていません。 A mi tambien Mは唇を合わせても、合わせなくてもどっちでもいいということです。 皆さんの中でも田舎に住まれているかたは、Mはおそらくどちらで発音しても可能なはずです。 言い方を変えれば、Mが必ず両唇音なのは日本語の標準語、あるいは都会の日本語でしょう。 YOUTUBE動画などで普通の外人が話しているところをみると、発音に関する思い込みを克服することができると思います。 英語のMを正しくには、口から力を抜いて、喉のほうで豊に音を響かせることです。唇がつくかどうかは、意外と重要なことではありません。

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