May 23, 2012

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方言を忘れる(2)広島人にとって喉発音が簡単な理由

で、なぜ、広島、および中国に近い日本においては、喉発音が簡単かということの理論です。 たとえば、私もなお君も広島出身。英語発音がこんなに簡単にできます。 http://www.facebook.com/photo.php?v=215517675230957 例えば広島弁では、「しない」を「せん」と言っていいのです。でも、なぜ「せん」と言って、千とか線とかと混乱しないのでしょうか??? それは中国語と同じで広島弁、および西日本の言語には四声があるからです(厳密には4つあるか数えていませんが、4という数字には、おそらく物理的な制限があるのじゃないかと思います。)。 しない、、、という意味であり、1シラブル語である「せん」と千や線は、四声が違う、、、シラブル内のイントネーションが違うのです。 1シラブルのなかで音程を変えることができる=喉がゆるい=(喉をゆるめれば)簡単に英語が発音できる、、、、 ということでしょう。 英語喉が理解されにくい理由は、英語教育者、言語学者が東日本にありがちな都会の大学において教育されるために、もはや、シラブル内の響きの変化とか、音程の変化を 聞けない からだと思います。 ヒラガナで字に書いた段階で、ヒラガナ(=シラブル)の内部は、ブラックボックスとなり聞こえなくなるのでしょう。 字にかける場合だけ、学者は反応できるのだと思います。 だから、舌の位置とかは、字で説明できますから、反応します。

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方言を忘れる?

過去に、多くの人が、方言を忘れてもう喋れないよ~とおっしゃるのを聞いた。 ジョーク? と思っていたのだが、本当に方言を忘れている人がいる、、、と言う事実に愕然とする。なぜかというと、広島弁は忘れようがないのである。 例えば、 じゃ*けん*のお~ は「だからね」 だが、両者があまりに違いすぎて、忘れようがない。 広島弁は中国語のようなシラブルになっている。だから、表現が全然違ってしまう。 だから、、、が標準で3シラブルなのだが、広島では、じゃ*けん、、で2シラブルになっている。 標準的な日本語はシラブル数が多い。 広島弁、あるいは多くの方言、、、特に西日本の方言???田舎の方言は、省エネ型だ。 皆さん、日本全国で、 だから はどういいますか? 大阪とか京都では、せやから、、とか、せやし、、、でシラブル数は少なくなりません。 しない、、、は、せ~へんで、またしてもシラブル数は少なくなりません。 広島では、 じゃ*けん=だから せん=しない と、常にシラブル数が少なくなります。 以前、私となお君の広島弁会話をきいて、自分の方言じゃないのに、わかりやすいとコメントしてくれたかたがおられましたが、あれは面白いコメントでした。 つまり、広島弁は、省エネ型で、中国語型、また英語型に近いので、はいってきやすいのでしょうね。 シラブルの多い方言を喋っていて、その他のシラブルの多い方言にうつると(例 関西弁ー>関東弁)、ひとつひとつの平仮名が入れ替わる感じなので、本当に忘れやすい、、、のでは? ところが、広島弁から関西弁、標準語になっても、それは、まったく違う言語をマスターするのに似ているので、混乱が起こらず、広島弁を忘れられないのではないでしょうか??? 日本全国の方言で、「だから」「しない」はどういいますか? 3シラブル型 2シラブル型 と地図でみると、東と西にわかれないかな??? ここで音声学者だと、「しない」が「せん」になった、変わったなんて発想を持つでしょうね。 実は逆でしょう。「せん」が「しない」に改造されていったのでしょう。

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