August 4, 2011

国産ネイティブ
自分を取り戻す方法としての料理

喉セミナーご希望のかたは、メールでお知らせください。日にちと時間は2,3、ご希望を教えてください。こちらで調整します。 さ~て、始まりました~~。クッちゃんと喉やんの英語教室です。今日の表現は、WHAT TYPE OF MUSIC DO YOU LIKE?です。英語喉の225ページにある表現です。MUSICのところを色々変えて言ってみましょう。英語喉発音記号では、 W_-u_-T/T-AI-P/P-u_-v/M-IU-Z/Z-i_-K/D_-U-Y_/Y_-U-L/L-AI-K (Lは本では小文字ですが、大文字のほうが見やすいので大文字にしました) [audio:http://nippondream.com/eigonodo/wp-content/uploads/2011/08/kaz_08_04_2011.mp3|titles=kaz_08_04_2011] 直リンはここをクリック さて、英語喉パラダイムにおいては、自分をいかに取り戻すかというテーマが大きなテーマだ。これを「ガイジンになる」と私は表すことがある。 一つには、多くの英語教育者や、どちらかというと保守的な論者達が決まって、英語は内容が大切であり、発音を極めようとするのは、邪道だ、、、あなたはガイジンに、あるいはアメリカ人にそんなになりたいのか?と問うことに対する、私なりの「カラカイ」、「おちょくり」である。 はい、ガイジンに私はなります。ただし、日本人である私がガイジン化してもアメリカ人にはなりません。日本人ですから。 過去の自分を写真で見たときに、そこには、やせこけた若者がいる。栄養失調のようであり。私は、以下のことを実践することでガイジンになることにしたのである。 角刈り+たんぱく質補給+懸垂+ネイティブの標準姿勢(英語喉29ページ参照)を保つ なぜ角刈りなのか、なぜ懸垂なのか、などはすでに色々なところで述べている。 私にとって、ガイジンになるとは、本来の自分を取り戻すことである。 さて、私は、今日は料理に関してふれたい。うちは、健康ブームで運動がはやっているのだけど、この数ヶ月、私は料理を本格的に始めたのである。 それも、原始的なる料理を始めたのだ。どんなに原始的かというと、例えば、牛肉を買ってきて、それをフライパンに落とし、塩、コショウをするだけだ。 いや、本当にそれだけだ。それがきっと原始時代の食べ物だったと思う。 さて、英語喉が、いわば、従来の言語学、音声学に対するアンチテーゼだったと思うが、この原始的なる料理法は、料理にまつわる全ての言説への挑戦である。 我々は小さいころから、米をたくのでも、まずは、水につけて、何時間待てとか、炊き方にしても、最初はこうで、なかぱっぱだとか、色々聞いてきている。 実際、そんな方法で米をたくものなら、時間がかかってしょうがない。 そこで、私は、もっと原始的な料理法はないものかと考えたのである。日ごろから、ジーナが、強靭な体を作るには、肉を食うことが大切だと言っていた。 あるとき、ハンバーガーを作ってみたくなったので、ミンチを買ってきた。ジーナにアメリカ風のハンガーバーの作り方を聞いてみた。 日本だったら、醤油をいれるだの、パン粉を混ぜるだの、寝かせるだの、ということを私は想像する。 たまねぎを切って入れるというのもありえる。 しかし、ジーナが教えてくれた、最も正統的なハンバーガーの作り方とは、ミンチを手でつかみ、適切な形にして、フライパンに置くだけだったのだ!!!!! な~~~んと豪快な料理法だろうか!!!! そこで、私は、え?油は引くでしょ?と思い、オリーブオイルに手を伸ばした。 すると、そこで出てきたジーナの言葉、英語は以下のようなものだった。 Let it do its own thing. 肉が自分でそれなりに対処しますよ。 え~~~、オイルも要らないのか??? じゅ~~~と肉が音を立てると同時に、肉汁というか、油が出てくる、出てくる。その油が、オイルの役割をするのである。 そして、味付けは、なんと塩と胡椒だけだ。え~~、それでおいしいのか?と食ってみるのだが、これがうま~~~い。 料理時間はほんの10分だ。 そしてその10分のあいだに、私はインド米を水にぶちこみ鍋で煮るのだけど、これが本当に10分程度でできてしまう! 日本米を炊飯器でたくなら、少量でも30分ぐらいは’かかるのに~~~。 試しに日本米を同じやりかたで鍋で炊いてみた。すると10分でできあがったのである。今まで、炊飯器をつかわないといけないと思い込んでいたのだ。 なんたる原始的な料理法なのか。そして、たんぱく質はたっぷりである。これに懸垂を加えると、筋肉がつく、つく。 運動を全然していない白人レベルの体には到達している。 日曜日にスーパーに自動車で行くのだが(そのスーパーはホールフーズという名前だ)、買い物法も、料理法にあわしている。 パックを買うのである。ステーキのパック(月曜日用)、豚肉のパック(火曜日用)、しゃけ(水曜日用)を一切れ、チキン(木曜日用)のパック。どれもこれも、一回の料理でフライパンにぶちこむサイズだ。 たんぱく質がよくとれるぞ~~。どれもこれも、ただ単に軽く、塩コショウである。 料理時間は10分程度。野生の匂いがするのか、うちの犬が、料理中さわぎまくるのである。 これこそ、野生の料理である。 今までの自分は、料理の言説にとらわれすぎていたのである。タレがどうの、しこむがどうの、「ねかす」がどうの、味をしみこますがどうの。 しかし、よく考えてみると、もう肉自体がうまいじゃないか? 実はさっきも、シャケを食ったのだ。うまい、うますぎる。 これこそが狩猟時代の食生活だ~~~。自分で自分が食っているものが何か分かる、そしてそれもシンプルな食材だ。 […]

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