July 27, 2011

英語喉で文化の旅
英語喉でベトナムの旅 アメリカにいながらにして

フラットトップ(角刈り)に出会うことで、私は、今、1ヶ月に2回もベトナムに旅することになった。え、どういうこと? いかに角刈りにして、アメリカ社会にますます溶け込めたかについては以前述べた。私はそもそも日本人の美容師さんのところにいっていたのだけど、そうすると、微妙にオバサンっぽい髪型になる。 そういえば、日本人の若い男性歌手などは、もちろんのこと(この場合は当然っぽい、、、意図的に女性っぽくしている)、政治家のかたがたを写真で見たりしたときに、微妙にオバサンっぽい感じがするが、髪型が原因ではなかろうか? そこで、フラットトップなる髪型に出会ったわけです。これで自信をもって、相手が初対面でも会話できるようになりました。日本では、角刈りで、相手を威嚇するためのヘアースタイルなのに、米国では、そのくらいの積極性のあるイメージのほうが受けるようです。軍人さんのヘアースタイルでもあります。 https://www.google.com/#q=flat+top いきさつについては、以下の過去ログを参考にしていただきたい。 http://estat.us/wordpress/?p=1214 さて、フラットトップとは、男性にとってミラクルのような髪型なのです。男というのは、床屋にいって、色々と説明するのが面倒くさい人が多いのではないか? フラットトップの場合、フラットトップにしてくれだけでいいんです。いや、確かに、髪の長さを指定するのだけど、その場合、バリカンのさきっぽにつけるプラスティック製のガードで、その番号によって、短さが違うのだけど、その番号を指定するだけでいい。 私の場合は、横の髪の長さ1です。1だと最も短くなります。1の下はスキン(スキンヘッド?)だそうです。 あと髪の硬い私(典型的な日本人)の場合、フラットトップだと、勝手に髪が立つので、整髪料がいりません。白人だと髪が柔らかいので、整髪料などで手入れをして、髪を立たせるのです。 さて、実は、すでに、会社の近くのベトナム系床屋で2回もフラットトップにしたのですが、2回とも違う男性でした。 そこで分かったのは、フラットトップは誰がやっても同じだということです。バリカンで、最初から最後までやりますが、10分で終わります。値段も12ドル程度(千円ぐらい)。 そこで私は、同じ床屋に行く必要性さえないということに気づいたのです。 さらに、ベトナムの文化も同時に学べることも分かりました。ベトナムラーメンのPHOというのがあります。F-u_-#と発音します。F-u_-w_という感じです。フォーといってはいけませんよ。その本当の食べ方を教えてもらった。ラーメンと一緒に色々でてくるんですが(ライム、チリ、2種類のソース、、一つはチリ、一つは牡蠣?の味がする)、それを全部加えて食べるのがコツ。選り好みしてはいけません! それを実践すると、辛いかんじになるけど、思っていたほどは辛くなくて、いい感じ。 ベトナム人の床屋さんが、「そんなに辛くならないよ~」と言ってくれたので、実践したのです。ベトナム料理はベトナム人が食べているように食べる。これこそが、郷に入れば、郷に従え、、、ですな。 先週末の土曜日は、そろそろ髪を切ろうと思いました。日本人の美容師さんにやってもらうオバサンカットだと、なぜか、行きそびれてしまいますが、フラットトップだと2週間たつと、見かけの切れ味がなくなってきて、行きたくなってくる。 私のやりかたは、ナビゲーターを使うことです。自動車につけるやつで、住所を入れたら、行きかたを教えてくれるやつで、英語ではGPSと言ってます。 それに、BARBERと入れます。すると近所のBARBERがリストされるので、一番近いやつを選ぶ。できるだけ名前が地味なものを選びます。サロンとか、そういうかっこいいめの名前がついているのは女性用だと思うので、ファミリーバーバーとか、そういう地味な名前を選ぶ。 会社のあるFAIRFAXというところでそれをすると、かならず、ベトナム人の床屋さんに導いてくれるのです。 こうして、私は1ヶ月に2回ぐらいベトナムに旅行するのであります。 この土曜日にたどり着いたのは、ベトナムの女性5人の床屋でしたが、客はミリタリー関係の男ばかり。これだっと思いました。 しかし、そこでも、フラットトップができる人は限られているようで、少し待ちました。 全然、英語が喋られていません。甲高い感じのベトナム語が飛び交います。 さらに、見ていると、髪を切ったあとに、肩のマッサージをしているのです。肩たたきをしています。 なんじゃこりゃ~~~。何か、間違ったとこにきたんじゃないんか~~、、とあせりました。 とにかく、英語が喋られていません。さらに、アメリカに住んだことのあるかたなら分かると思いますが、 作業中に、床屋さん同士が、ぺらぺらとしゃべりまくりです。それもベトナム語なのです。 日本だと、「仕事中に(従業員同士で)私語を交わすとは、なんて無礼な」と怒り出してしまうだろうし、日本人がそんなことをする日はまだ来ないでしょうね。 でも、アメリカでは、結構、スーパーでも、床屋でも、従業員同士がぺらぺら喋っています。 もちろんいつもじゃないけどね。 でも、いいのです。散髪料金は11ドル(千円ぐらい)。チップを含めても全然もうけられない。だから、しょうがない。ぺらぺら、喋ってもらいたくなかったら、お金をもっと出して違う店に行きましょう(!)。 私は、フラットトップにしてくれ、長さは「1」で御願い(とても短くなります)だけで、まな板の上の鯉になりました。 ありゃ、いつもと感じが違って、そのお姉さんが、ものすごい丹念に髪をそいでいます。以前の床屋さんだと10分で終わるのだけど、40分もかかった。 そして、あれ、まず横からせめるのは同じだけど、上の髪をまだ切っていないのにデップをつけて整髪しはじめました。え、きらないの? と英語で聞くと、「え?フラットトップじゃないの?髪を流すようにしたいの?」 と言ったので、ちょっと意味が分からなかったのだけど、まYESと言ったら、「じゃ、フラットトップじゃないのに」と言ったので、私は、 「フラットトップで、御願いします」と言いました。すると、お姉さんは、 「あなたはフラットトップだと言っているのに、私が髪を流すようにするのかというとYESと言ったじゃない。フラットトップなのね」と 整髪料でちゃんと立たせてから上のあたりの髪を切るのがお姉さんのテクニックのようです。目からうろこ~~~。 まるで、小学校のときの終わりの会で、担任の先生に怒られているようです!! さて、中国人の英語もちょっと怒っている感じだと前から思っていたのだけど、あれはきっと言語の特徴じゃないかな。直接的なのではないかな。あのあたりの言語は。 それを耐えて、怒らずに、冷静に反応している私は、これは、なんと国際人的だ~~~(笑)。 なんと英語はこのときだけで、40分間、お姉さんは、横にいた何もしていない従業員の人とベトナム語で喋り捲っていますが、 私にも1語だけ分かったのです。会話のふしぶしに、FLAT TOPという単語が聞こえます。 英語喉をやっていなかったら分からなかったでしょう。だって、甲高いベトナム語に混じって聞こえるFLAT TOPという単語ですが、英語と同じで、2シラブルで発音されているのです! 日本人だったら、ふ、ら、っと、とっ、ぷで5シラブルぐらいになるでしょうね。 40分間、ベトナム語が飛び交います。なんて言っているのかな~。普通は10分で終わるのに、お姉さんは、ちょこちょこ修正します。 この人、頭がでかいからやりにくいね~、、、とか言っているのかな??? ベトナム語の発声って中国語に似ていますね。 いや、以前、ENGLISH BOOTCAMPのYUMI先生も言っていたけど、ベトナム人の名前を何回聞いても聞き取れなかったとか。 確かに、どんなに発音しているのか、分からないような発音ですが、喉の奥でしか真似できない感じです。 これは中国語でも同じです。 […]

Read more