May 3, 2011

菅原里奈先生のハローボイスレビュー<総まとめ> 特に感動した点は2つ

菅原里奈先生「ハローボイス」をつかったメソッド ミラクルボイスメイキング」のDVDのレビューをします。先生のハローボイスのサイトは(エッセイの最後でも紹介しますが)以下の通りです。 http://www.animatojp.com/hellovoice/index.htm 私は、自分の持っているiPODに入れて見ました。実は、私はステレオ機械にそれほど詳しくないので、DVDとやらをどうやって見るのかよく把握していませんでした。iPODに入れてみたら、一つの大きなファイルで、1時間8分38秒です。だから、一挙に見ることができます。仕事で忙しいので、細切れに見れるかどうか不安でしたが、通勤で一挙に見て、それを覚えておいて、自分でレッスンをやってみるというのが私にはあっています。 iPODで動画を見るのは初めてでした。どうやって見るのかな?と思ったら、菅原里奈先生が、ちっちゃな画面に登場して、びっくりしました。ありゃ、本当に映画みたい、、、とびっくり。 第1回からレビューをしていこうと思ったんですが、感動の度合いによってレビューすることにしました。私が、最も感動したのは、このDVDの最後の「英語歌詞について」のところです。 きらきら星の英語版を、生徒さんが挑戦されるのですが、最初は、こてこての日本語発音です。ところが、ハローボイスを着用して練習して、それをはずしたとき、英語らしいパワフルな発声でそのかたが歌い始められたのです(1時間6分めぐらいです)。 生徒さんも、びっくりされていました。 私もすごくびっくりしたことがあります。そのびっくり度は、こないだ、耳の不自由な女の子が、聞こえていないと思うのに、正しい発音で発声しはじめたときの、びっくり度に似ています。 ハローボイス前の発音で、TWINKLE TWINKEL LITTLE STARのLITTLEの発音は、日本語のシラブル発音で、 り、と、る だったのです。 それからハローボイスを使って、朗読スタイルでやったら、発声がよくなり、まLITTLEもいい感じで発音できましたけど、それでもシラブル分割自体は、ややOFFでした。 リットル みたいな感じ。ところが、歌でやったとき、全くネイティブと同じ発声プラス、正しいシラブル分割になっていたんです。 歌だと、おそらく、リズムの関係上、LITTLEがLIT-TLEと正しくしか歌えない状況になるのでしょう。そして、喉がハローボイスで開いて緩んでいるのだから、とてもいい感じのネイティブ発声になっていました。 つまり、これは、英語喉で私とジーナが主張していることです。 シラブル・3ビートの法則は、暗記の問題ではないのです。喉をだらーんとしていると、自然とシラブルも正しくなりがちなのです。 これは、本当に驚きました。歌の他の部分もいい感じの発音になっていました。 もちろん、英語には、母音のアにしても、色々あるので、それはまだ区別されていないかもしれないです(それはぜひ英語喉でやってみてください!)。しかし、それは英語だからですね。母音の数が日本語と同じイタリア語だったり、スペイン語だったりしたら、ネイティブそのものみたいになったのかもしれません。 この部分、かなり鳥肌が立ちました。 さて、その他の部分ですが、私が、感銘を受けた部分を書きます。 #1 モデルさんを相手に、菅原先生が、指導をしますが、レッスンごとには、カットなしなんです。つまり、用意ドンで、録音を始められてカメラがそのまま回ります。もちろんレッスンが変わるところでは、カットがあってから、次のが始まりますが、、。これは、私はすごいことだと思います。それは、菅原先生が、これまできっと猛烈に教えられているので、途中でカメラを止めたりする必要がないのだと思います。 #2 モデルさんの声が最初は、CHOPPYなのに、ハローボイスで艶が増して行くのが分かります。そして、どんどん、うまくなっていきます。ただし、レッスンごとに、やっぱり、ちょっと戻り気味になるんです。でも、レッスンが進むにつれ、艶がましていき、うまくなっていきます。これは感動的です。 私がこの#2で気づいたことがあります。これはたぶん、2番目に感動したことです。それは日本語とは何かということなんですが、思うに、 日本語発声を楽器に例えると、打楽器だと思いました。しかし、ネイティブ発音や、西洋人の歌い方は管楽器だと思います。 モデルさんが、最初のころは確かにハローボイスで艶がでてくるけれども、まだまだ、あくまで、打楽器的で、音が優雅にはつながりません。 でも、レッスンが、進むにつれて、音がスムーズに出るようになる。 私は最近、日本語=口発音は極端に言うと、咳発音だと言っています。咳って、こほん、こほん、って打つみたいに出てきますよね。そういう意味で打楽器的です。生徒さんの、声はDVDの最初のころは、咳的なのです。 打楽器的な発声(シラブル間が切れている感じ)から管楽器的(トランペットのように、スムーズ)に変わっていくんです。 特に、それが起こるのが、DVDの47分あたりですが、菅原先生が、あ、い、う、え、おの音を使って、「音を整える」という表現をされていますが、 あ、い、う、え、お の音の粒が「整って」行くんです。そして、生徒さんの声が本当にきれいに、そして伸びが出てくる。 このことが、私は英語喉をやっているから分かるのかな???? 菅原里奈先生のこの教える順番がいいんです。絶妙です。最初は、事実上、声に艶が出ます。でも、まだまだ、伸びがない。しかし、艶が出ない状態(喉が開いた状態)に達していないものに、「伸び」を教えようとしても無理です。 DVDのレッスンというのは、コンピュータの前に座っていないといけないのかと思っていたのですけど、iPODでとりあえず一挙に見てしまうということができるのは、いそがしめの私にはよかったです。1時間程度なので、電車に乗っているうちに、見れてしまいます。 さて、私はよっぽどのことがないと、人にこれ買ったらとか言いませんが、菅原先生のハローボイス+DVD+小冊子は薦めたい。 とりあえず、英語的な発声をしてみたいというかたに挑戦してもらいたい。 あと、私と同じところで感動するでしょうか?興味があります。 詳しくは、菅原里奈先生のこのサイトを参考にしてください。 http://www.animatojp.com/hellovoice/index.htm あと、菅原先生はBLOGもされています。きっと、ハローボイスで練習したら、質問などに答えてくれるのではないかな~~。 私は個人的には、喉発音で練習しすぎると、咳が出だすたちなのですが、自己流はさすがにやや危険です。そのあたりのアドバイスも、先生の小冊子に載っていて、役立ちそうです。

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ハローボイスDVDレビュー 第1回

ハローボイスのDVDのレビュー第1回です。 Hello Voice|ボイトレで人生を変えよう! 「声が擦れてしまう」、「歌った後に喉が痛くなる」、「昔より高い音が出ない」このような悩みをハローボイスのボイストレーニングで解決!ボイストレーニングであなたの… Hello Voice|ボイトレで人生を変えよう! ハローボイスで「喉を開く」ことができるのだけど、DVDのその2の途中でモデルさんの声が過激に変わるのだけど、かなりショッキングだ。 私自身、前は(今は、それをしなくても、朝から喉発音だが)、歌を歌うことで、喉発音の度合いが高まっていたが、あれは、結局のところ、喉自体で音を響かせる感じになるのだろう。 日本語は口発音だが、口発音は、咳発音なのだと思う。 口のほうに、音を投げこんで、そこで鳴らす感じ。 そうじゃなくて、音が発生する現場(喉)でそのまま鳴らす。 そうすると、人間としてもともと持っている声を、そのまま、どの周波数もカットせずに、鳴らすことができるのだ。 昨日、YOUTUBEでアースシェイカーのMOREを聞いていたのだが、なんと、この人も80代に、素晴らしい声を出していたのか!と唖然とした。 - YouTube http://www.youtube.com 彼らを聞いていると、80年代までの日本人は、西洋文化をそれなりにうまくとりいれていたのかもしれないと思う。 おそらく、海外の文化をそのまま吸収していたのだろう。 いや、田舎もんがそれなりにがんばっていたのかもしれない。 私も含め、田舎者は、そもそも元から喉がゆるい。沖縄や福岡からの芸能人が多いんだったけ?それは理由があるのじゃないかな??? 実は地方の時代か? 歴代の首相だって、最初のころは、地方出身者が多かったのでは???

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