April 29, 2011

イントネーションは結構平坦でよい

先日、NASさんが、自分のイントネーションが平坦だとコメントされていたが、私は言いたい。 英語のイントネーションは、結構、平坦だ、、、と。 私は寝る時間以外は、英語の環境だが、もし急に、誰かがイントネーションを極端に使い出したら、おそらく、その人は気が狂ったのか?と思うだろう。 NHKのリトルチャロの使われているような激しいイントネーションの英語を喋る人はいない。 日本人の平均的英語学習者が、ネイティブのイントネーションが激しいと感じるのは、NHK的な英語を聞いているからだろう。 あるいは、ネイティブの喉発音のパワフルな感じの響きと、自分の口発音の平たさを感じとり、何か違う、、、あ、イントネーションに違いないと思うのだろう。 音の上げ下げや強弱ならば、誰でも簡単にできる、、、真似できるから真似してしまうとういことだろう。 そこで、普通の英語のイントネーションは、結構、平坦に近い、、、音程の上下があるとすると、それは、単に、アクビエリアの音は、音程が高めに響き、ゲップエリアの音は音程が低めに響くということだけである。 それだけのことだ。 音声でも言ったのだが、例をあげておくと、DAVIDという名前はあたかもデーのところにアクセントがあるように聞こえるかもしれない。英語喉発音記号で書くとよくわかるのだが、 D_-eI-V/V-i_-D_ eIはややあくびエリアでも高い位置で発音される。i_-はゲップエリアだ。 子音もあわせて考えてみる。最初のD_はゲップエリアで低い。その直後がeIで高い位置だ。低いところから高いところに行くので、あたかも、そこにアクセントがあるような気がするだろう。 そして、i_-D_では両方とも、ゲップエリアでがくんと首の根元まで落ちる。だから、音程が下がって聞こえる。 「エイ」という発音(二重母音)は英語において常に、そこにアクセントがあるように聞こえるといっても過言ではないので(あくびエリアでも上のほうで発音される)、受験英語でも使える知識だ(悪用???)。逆に、WやRやYなどは常に、低く響くので、アクセントがないように聞こえるだろう。 そのうち、馬鹿らしくて、アクセント問題なんてなくなるだろう。英語喉実践者に有利だ、カンニングじゃないかとか思われるかもしれない。 これは単語の例だが、文でも同じだ。英語喉をまだ知らない人のために言うが、ゲップエリア発音(低い位置)の場合は、下線が引いてある(例 i_)。 日本人の音声学者は、音程が高いと、強勢がそこにあると思ってしまう。音程が低いとそこに強勢がないと思い込んでいる。「みんなで決めたことはみんなで守ろう」というようなノリであるといわざるを得ない。 音声で示してみた。CNNのアンダーソン・クーパー氏が、喋っているところをシャドーイングし、結構、英語が平坦であることを指摘、そのあと、NHKのリトルチャロの英語をシャドーイングし、イントネーションが度を過ぎていることを指摘。 さらに、声優さんからしてみれば、それは漫画チックなものだから、極端にしているのだということ、まさか、日本人が、それをまに受けて、イントネーションを真似しようとしているなんて、思っていないだろうとういことを指摘した。 www.estat.us/blog/charo_04_29_2011.mp3 チャロの人の英語が変だと思う。この人は、帰国子女の人で英語を喋っているのを聞いたことがあるけど、普通のアメリカ英語だった。しかしチャロ役を演ずるときは、母音のアが全部、A(日本語のアをアクビエリア発音)になっている。 犬の英語だから、単純化しているのかもしれない。しかし、BARK(ほえる)をBURKと発音している場面があるが、なぜ、他の声優さんは指摘しないのかな~~。変だな、普通に英語ができる人は、音と意味を一致させているので、決してBARKをBURKと発音すること自体が不可能なのだが。 どんなに間違っても、「ほえる」と「ぼえる」と間違わないのと同じだ。

Read more