April 13, 2011

神を見た気がする+LとRの復習(英語喉110ページ)

英語喉が聾の人達の発声、発音向上に効く。 これは、英語でも日本語でも同じだ。聾の人達は、音を頼りにできないのだから、スピーチセラピストの言うことを信じるしかない。だから、舌の位置にこだわる教育を受ける。結果、喉のほうのエネルギーというか、プッシュというか、喉の根本的な音が欠いたような発声になってしまう。 「神を見た気がする」と書いた。これはどういうことかというと、そもそも、なぜその近所に住む聾者の中学生が、耳が聞こえないと分かったかということだ。 ある日、エレベータに乗ったとき、一緒に乗ってきた近所の人達にハ~イと挨拶をしたのだ。すると、お母さんのような人が、自分の娘を指して、「ごめんなさいね。彼女は耳が不自由なの」と言ったのだ。 一瞬は意味が分からなかった。唐突すぎて。 つまり、お母さんは、私が、そこにいた皆に挨拶をしたのに、自分の娘が挨拶をしかえさなかったので、それで私が気分を害してはいけないと思って、そう言ったのだ。 ここに私は神を見た気がするのだ。言っておくが、私の信仰感は、一般的な日本人と同じだ。だから、何経がどうのこうのということを言うためにこれを書いているのではない。 つまり、、、 私が、朝の挨拶を、周りの人にした。これは、まあ、言葉で表すなら、善意?である。 そして、自分の娘が挨拶をしかえさなかった、誤解をあたえて、気分を害してはいけないと、お母さんが、その場で、この子は聞こえなかったんですと説明してくれた。 これは善意というか、まあ善意である。 人が持つ、他人を思いやる気持ちが、交差した瞬間に、私は、その少女が聾者であることを知ったのだ。 <そして、ジーナが前々から言っていること、それは、英語喉が日本人だけでなくて、全てのスピーチの問題に関わっているだろうということを思い出したのだ。> 善意と善意が交差した瞬間に、新しいきっかけが生まれたのだ。 次に神を見た瞬間は、私がその家族3人(お父さんが一緒だった)にたまたまエレベータで一緒になったときだ。ちょうど、私達は、1ヶ月でそこを引っ越す予定だったのだ。その時、私は、何かに押されるような形で、英語喉を説明した。 そして、「日本人は例えばLとRが苦手なんです」と言ったときに、聾の少女のお父さんの目が急に厳しくなり、「え?うちの娘もLとRが苦手です」と言ったのだ。 勘違いされると困るので、確認するが、この人達はアメリカ人だ。日本人ではない。少女は耳が不自由なのだけど、スピーチセラピストについて、舌の位置の練習をしてきていたのだ。 日本人の不得意なLとR。聾の少女の不得意なLとR。 私は、その時に神を見た気がしたのだ。 喉実践者のみなさん、その時の私の胸の鼓動を想像してほしい。 そして、奇跡はそれ以来、何度も何度も起こる。 いや、奇跡というのは、偶然ではない。ジーナが発見した事柄が、あたかも、アインシュタインが発見した相対性理論のように、真実であるからこそ、善意と善意のクロスセクションで奇跡とも思えることを引き起こすのではないか! 喉実践者の皆さん、日本は今大変な状態だ。まだ底が見えていない。これからどう立ちなおしていくのか。 この国が必要としているのは、個々の人達が教育を受け、HUMAN CAPITAL(人的資本)を引き上げることだと思う。その際、できるだけ、お金のかからない形で、引き上げる必要がある。貧乏だから、教育が受けられないということのないように。 そのためには、英語が誰でも聞ける、発音できるところまで持っていく。語彙や文法は後からついてくる。 さて、「神を見た」という大げさなテーマでここまで書いた。喉実践者の中には、またカズが大げさに言っていると思う人がいるかもしれない。だから以下のことを足す。 聾の少女をジーナが教えるときに、不得意な子音は?とお母さんに聞いて出た音は以下の通りだった。ジーナはその音をホワイトボードに書き出した。 W R L N 私はその音の組み合わせを見て、愕然とした、、、。それは5年ぐらい前か、出版前に、Rのセクションを執筆していたときである。ジーナが書く内容を言い、私がそれを忠実に翻訳するという作業だった。 ジーナが(英語喉の111ページを見て欲しい) WEED READ LEAD NEED を練習1として提案したのである。ここはRのセクションだ。LとRだけなら理解できるが、なぜWとNを一緒に練習する必要があるのか?それはWがRに発音位置で似ているからであり、LとNが舌の動かし方が似ているからだ。 それは5年以上も前のことだった。そして、目の前の聾の少女が不得意な子音として、お母さんが上げたのが、まったく同じ子音群だったのである。 W R L N 喉実践者の皆さん、もしあなたが私と一緒に現場に居合わせたら、私と同じで神を見たとおもっただろうか? じゃ、今日も英語喉で復習しますか。以下はLとRの章を音声で解説。100ページのところを開けておいて、以下の録音を聞いてください。 <リンク切れになっています。どこかにはあると思うのですが、、> www.estat.us/blog/LR_04_13_2011.mp3

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