March 27, 2011

教えて学ぶということ

まだまだ不安定な状況が続いていて、さっきは、CNNで、津波警報が日本で出ているとのこと。皆さんのご無事を祈っています。 さて、金曜日に全回のエントリーを書いたときのヒット数は(去年の7月からですが)、82110でした。今、この記事を書いている段階では、83164です。この3日で、1054ヒットあったということですね。どうも読んでいただきありがとう。 さて、教えていて学ぶことが多いということを書きたいです。レッスンのあとで、以下の覚書を送ってもらい、よくまとまっていると思ったので紹介させてください。 1.早口にならずに3ビートを意識する。(言い慣れてる言葉も気をつける) 2.ちっちゃい「つ」が単語と単語の間に入らないよう繋げる。 3.最初と終わりはゲップエリアから。 4.「k」が強いので柔らかく。 5.言葉の途中のトーンが上がると「Y」や「R」が聞こえにくいので下げ気味で。 このかたは、元々、上手なかたで、教えているときは、ほとんど問題がありませんでした。ですから、あとで英語で会話しているなかで指摘したことがこれらの5つになったと思います。 まず1ですが、すでに英語がかなりできている人は、これまで何回も使っている表現など、とくに、高速で読みがちです。しかし、高速で読むと、シラブルの境目がわかりにくくなります。ですから、ゆっくりめで、シラブルを一つ一つ、ドッジボールのように投げる感じで喋ってください。だからといって、シラブルとシラブルの間に隙間ができないように、音をつなげて読みます(これはゲロプッシュをやるとよくなります、、、声がトランペットみたいになり、音と音のあいだがつながります)。 2は、例えば、TAKE IT EASYという例文を読むときなど(ドリルに出てきます)、テイケット、、のように、日本語の感覚で、小さなッになるところで、日本語の癖がでてしまいます。日本語にはッがないことを思い出してください。ッにならないように(ッは、天満さんも指摘されていましたが、なさぶ喉ブレーキです)、音を切れないようにつなげます。 それから、似た指摘ですが(このかたはできていました)、英語のRを日本語にある伸ばす音でごまかさないように。AREのRでは喉の底をごろごろと鳴らして初めてRになりますが、それを忘れて、ただA(あ)を伸ばすだけでは、単語自体の意味が変わってしまいます。A~だけでは意味を成しません。 3.最初と終わりはゲップエリアからという点ですが、ゲップエリアが定位置だということです。まあ、正確に言えば、いつもゲップエリアにいて、アクビエリアのときに、よっこいしょと上げるとういことです。そうしていれば、自然と最初と終わりがゲップエリアになります。とにかくだら~~~~んとしていればよいということです。 発話の間にゲップエリアでア~~~みたいなのを入れるとゲップエリアが定位置だということの確認になってひょいかも。 4.Kが強く聞こえたのですが、それは口のほうで激しく空気を鳴らす感じになっているのでしょう。できるだけ喉で感じるとよいでしょう。Kのところで口発音になると、それに続く母音も浅めになる可能性がありますので、注意です。でも、まあ、それほどの大問題ではなかったので、心配するほどのことではない。 5.日本人のままで日本人女性が英語会話すると、声が高まったりすることがありますが、喉発音がしにくくなると困ります。発音位置が高くなると、ゲップエリア発音の音が聞こえにくくなります。例えばYやRです。母音もそうですね。あと、シラブルの区切りも聞こえにくくなると思いました。口発音の傾向が高まると、、、。だから、急に、声が小さくなった?というふうな印象になるかもしれません。 音声で説明しました。   www.estat.us/blog/manabu_03_27_2011.mp3

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