February 17, 2011

捕鯨どころではない 人質国家日本

さて、昨日テレビを見ていたら、アメリカ人の男性で、日本人の女性と結婚していて、離婚して、その女性が、勝手に日本に子供をつれてかえってしまって、何年も会えていないという人達がインタビューされていた。そして、その番組では日本にもレポーターを送っていて、その妻に直接インタビューをしていた。 ちなみに、その番組は、メジャーなネットワークのABCだったし、2回に分けての放送だったので、アメリカに衝撃を与えていると思う。 あとでニュースと動画へのURLを張るので見てください。 男性が泣きながら、子供に会いたいと訴えている姿がとても悲しかった。また、その喉声や、喉声から伝わる感情が伝わってきて、同じ人間として、とても悲しい思いがした。 また、これは、ネットにあったのだけど(その出演者のかたの一人のサイト?)、日本は北朝鮮によるヒトサライを糾弾しているけど、実は、日本人の元妻が、子供を勝手に連れ帰ってしまうというケースがものすごい多いという。 これはやはり変えないといけないと思う。なかには、その妻が日本で病気で死んでしまい、日本のおじいさん、おばあさんが、子供を引き渡さないという。なんでも、子供手当てみたいなのが出ているので、それがとられるのがいやなのではないかということも憶測されていた。 我が子なのに、ひきさかれてしまっている男達の男泣きの涙に、私ももらい泣きしそうになった。 さて、日本人の女性がインタビューされていたのだけど、その女性とアメリカ人のインタビュアーを比べたときに、その日本人の女性こそが、人類ではない外人に見えてしまった。本当は、アメリカの裁判所の命令で、パスポートはあずけられていたのに、なにやらごまかして、子供のパスポートを取得したうえで、日本に連れ帰った。そして、その女性は、「私はインテリジェンスで勝利した」と英語で言っているのである。そして、インタビューアーはその発言やら、態度が信じられないという感じであった。 口発音で英語を喋られていたので、おそらく全米のビューアーには、その女性が冷たいというイメージが強く伝わっただろう。さらに言っている内容も、上に書いたように、とてもショッキングであった。英語で喋っているのに、口発音なので、通じない。だから、字幕が出ていた(英語で喋っているのに)。 (自分が)死ぬか、その子を誘拐するかしかなかった、、、とその女性は言い放っている。 しかし、親の両方に子供と人生をともにする権利がある。また子供にも両親を愛し、時間をともにする権利がある。 日本の家族法はとても弱くて、離婚などのときに、子供は、女性が引き取るのが普通で、その後は一切男親に会わないのが普通ということをさらに読んだ。 そういえば、本当の親を知らずに育った、育っていた日本人を私は二人も知っている。一人は死んだことにしていたようだ。 そのアメリカ人の男たちが、会えないのだけど、子供に向かってのメッセージで、アイラブユーと言って泣き崩れる姿があまりにもむごい。 子供に会わせないというのは、罰を与えるという感覚だと思う。結婚がうまくいかず、離婚になった。お前に私は子供に会わせないことで罰を与えてやる、、、ということなのじゃないか。 しかし、自分の子供を愛さないものはいない。 そういう境遇にあるのは、アメリカ人だけではなくて、国内に住んでいる男性も、また女性もいるだろう。子供に会えない状態。 ちなみに、DCには、たくさんの違法在住のヒスパニックの人達がいるが、来たばかりの人達は、赤ちゃんを国においてきていて4年間あえてないとか、そういう話はざらである。途中で帰ると、非合法で滞在しているわけだから、不都合が生じる。だから国の家族を助けるために、たくさんのヒスパニックの人達がいる。その人達の犠牲のもとに、お金儲けをしている人がたくさんいるし、また合法で暮らしている私たちも利益を受けているだろう。 日本は、まず、そういう境遇にある人達が子どもに会えるようにきちんと法の整備をするべきだろう。あと国際条約にも参加するべきだ。 さて、以下はABCニュースへのリンクだ。動画を見ると、男達が涙を流して訴えている。英語喉をやっている皆さんは、その喉声を通じて伝わってくる感情をびんびんと感じることができるだろう。英語喉をやっていなかったら、無愛想に聞こえたり、わがままな印象を受けるかもしれない。 動画をぜひ見て欲しい。 http://abcnews.go.com/International/american-children-abducted-japan-desperate-fathers-contact-children/story?id=12919762 もっと悲しいことがある。このように、連れ去られた日本人の子供が、これまでアメリカに帰れた例がゼロに近くないそうだ。なんでも1件はあったそうだけど、それでも、そのせいで兄弟が離れ離れになっているらしい。 とにかくその数がすごいらしい。http://tokyo.usembassy.gov/e/p/tp-20100122-85.html はアメリカ大使館のサイトだが、数字が出ている。2009年では、160件弱だそうだ。 色々と英語で読んでいたら、小泉元首相も、離婚したときに、おいてきた子供たちには会えなかったみたいだ。二人はご自身がつれていったということ。  

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