November 24, 2010

大学生内定率57%時代

大学生の就職内定率が過去最低である。57%ちょっとだそうだ。大学によっては、就職ができないのが普通のところもあるということだろう。 アメリカにはいわゆる就職活動というのは制度的にない。大学を終わってから、就職活動をする。というか、一生、就職活動とイメージしたほうがよい。だから、大学時代に右往左往して悩まない。悩んでもしかたがないからである。 アメリカ人の大学卒業者のCVを見ることがあるが、本当に人的資本マシーンである。ソフトウェアが何種類も使えます、こんなことできます、あれできます、インターンはこれをしました、、、などなど。大学の4年間、しっかり勉強し、経験し、活動してきている。外国語などもできる学生が多い。元々、外国人であれば、英語を含め、3ヶ国語ぐらいできるのもたくさんいる。いわゆる文系っぽいのに、統計ソフトのRがつかえますとか。 日本の大学生も、就職は大学卒業後にして、大学時代は、人的資本の蓄積に集中してもらいたいものだ。英語もその一つだ。英語喉は3年前に出ている。今、大学4年生で就職活動中の人達が早い段階で英語喉に出会えていたら、今、胸をはって、英語ができますと言えただろう(今朝、NHKで英語を活かしたいと、胸をはらずに言ってる学生が写っていたが、英語はおそらく使えるレベルではないだろうと思った。聞いているほうも本気にしていないと思う。) 今、もし自分が大学1年生だったらどうするだろう?ウェブプログラミングとか好きなのでPHPとかMYSQLをやるとおもう。さらに、マルチメディアのことなど独習したい。ドキュメンタリーなど作ったりしたい。 NHKで就職活動中の人がうつったが、リクルートスーツで全員が同じ服装だった。しかし、仕事を得るというのは、いかに、他の人と違うことができるかということではないか?と思う。自分の独自のものを探るというのが、大学時代、いや高校生時代の課題だと思う。 私自身はHLMというのをよくやっているのだけど、多くの人がHLMというソフトを使ってHLMをやるのだけど、私はSASを使ってHLMをやっている。SASを使ってHLMをやるというのが、非常に独特といえば独特。で、今まで書いてきたシンタックスやらマニュアルなどをネットに載せている。最近、SAS社がPROC GLIMMIXというのを本格的にリリースしてくれたおかげで、ますます、仕事がしやすくなった。SPSSをやっていたら、できなかったように思えてしかたがない。 ちなみに、大学時代には就職活動をしなかった。英語に自信があったので(そして、今考えると、回りの学生はあまり英語ができなかったと思う)、私立高校の英語教師の試験を受けたら通ると思っていたので、一箇所を受けてそこを通った。 英語は実際に使うことでマスターした。 ぜひ、英語喉を早く始めて大学生には、自信をもって、英語ができますと言って欲しい。というか、中学ぐらいからはじめたらよいのに。 そしたら、卒業までには、英語が当たり前になっていると思うのだが。 この厳しい経済のなか大学生ができるのは、自分で事業を起こすぐらいのイメージで自分に投資しておいて、運がよければ会社に就職する、、、という感覚で大学時代をすごすのがよいのではないだろうか?自分で事業をおこすイメージをすれば、何が必要か見えてくるのではないだろうか(実際に事業を起こすのは、しんどいのであくまでもイメージ)? 会社に就職してやろうとして、準備すると、やれ資格だとか、やれマナーだとか、やれ一般常識だとか面倒になってくる。 例えば、私が大学1年生だったとしたら、まずPHPとかMYSQLとかをマスターしたいだろう。 明日から米国は感謝祭のホリデーです!

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