August 28, 2010

永田孝志さん、ご紹介ありがとう

ボイストレーナー、永田さんが、口発音と喉発音の違いについて、紹介してくださっています。永田さん、ありがとう! <もしかして、ボイストレーニングの世界では、喉で発声したらダメというような言説状態になっているのかな?と思いました。> http://ameblo.jp/molto-piu-acute/entry-10615535104.html 私自身の歌は以下で披露しております。恥ずかしながら、喉発音の練習として。2度聞くに堪える質ではありませんが。 http://nippondream.com/estatus/wordpress/?p=925

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土曜朝喉セミナー第2回目の感想

土曜日にセミナーを開くと、日本語学校に子供さんをやっている親のかたがたが、来にくいのかもしれない。そういう人はきっと日系企業に勤めていると思うのだけど、結構、いままでセミナーに来ていただいていないような気がする(ニューヨークからは来ていただいたことはあるが)。 国家公務員で省庁のかたが結構多いが、いまだかつて外務省のかたはいない。もしかして、もう英語ができるのかな?文部科学省のかたもまだあったことがない。あと、NIHのかたは多くて、記憶をたどっただけで4人ぐらいはいらっしゃる。日本の科学者、お医者さんが、DCの北にあるNATIONAL INSTITUTES FOR HEALTHだっただろうか、ものすごい数で研究してらっしゃる。 本日は3人だった。 結果は、2時間で国産ネイティブレベルの発音と、音は聴き取れるというところまでいってもらった。2時間後に、英語を聞かしてもらったり、テレビから流れる音をシャドーウィングしてもらったとき、あれ?前からできたのですか?と言ってしまう。今度は、最初に、テレビをみてもらってから、その時点での、聴き取れる度合いを確認したい。 とにかく、発音のほうは、2時間なのに、ネイティブレベルになってもらった(定着自体は今後の練習)。聞き取りも、音が聴き取れるとおっしゃったので、これはよい成果だ。実際に、シャドーイングをしてもらったら、見事に聞き取れていた。 まず一番最初にこんな質問からいつも始める。お名前は?ネイティブにどう呼ばれますか?そして、それを解説する。例えば「たけし」だったらTAK-KESH-SHIと発音してみせる(喉発音で)。 お一人、中国語が喋れるということで、私が、中国語を私なりに喉発音で喋ったら、納得されているように思えた。というのは、口発音でやってみる中国語はシラブルの数が異常に増えるが、喉発音でやると、正しい数になるというのを聞いてもらったからだ。そのかたの中国語を聞いたとき、そのシラブルの一つ一つが私にも聞き取れた。あとは、喉で音をまねて繰り返すだけ。 20年以上前に、同志社の中国人留学生に、中国語では標準語を普通話(ぷーとんふぁー、みたい)だと教えてもらった。それ以来、色んなところで使った単語だが、口発音時代は全然通じなかった。中国人に。今日は、そのかたに普通話?と言ってみたら(中国語の標準語分かりますか?というような意味で)、あまりにも当たり前のように通じたので、どきっとした。 <関係ないが、昨日、犬の散歩をしていたら、韓国人の親子づれがいて、別れ際に犬を指差して、アンニョン、モンモンといったのが確実に聞き取れた。これは、じゃあね、ワンワンという意味だが、聞き取れてなぜか自分で感動した。モンモン自体は、その前日に、教えてもらっていた。アンニョンはアニョハセヨの一部だと直感で分かった。聴き取れると、分かりだすものだ。聞き取れないと、語学教育が精神論になってしまう。> 2時間で成果が出るということに満足だ。先週も2時間で、成果が出た。 先週と同じで、最初は、皆さん、日本人っぽく登場されたけど、セミナーのなかごろから、無国籍っぽい感じになっておられたかたがいた。それは、リラックス状態になったということでしょうね。 途中から、皆さん、激しくネイティブ発音になっていくので、え?前からできたんですか?とか、ちょっと私も混乱してくる。 だから、今度からは、最初の5分で、その時点でのレベルをちゃんと確認しとこう。 しかし、傲慢になってはいけないとは思うものの、2時間で国産ネイティブ化できるというのは、かなり自信がついた。  SKYPEでもできるかどうかは、微妙なところだ。というのは、やっぱり実際に目の前でリラックスしてもらうというのが大切なような気がする。 あと、自分の目の前で、他の人の発音がネイティブ化していくのに気づく、そして、自分の口からネイティブ発音が出るというのも良いのだと思う。 今日の具体的発見 Rのときに舌を丸めていると、やはりその丸めているから出る音色というのが分かる。やっぱりそれは、本物のRと違うのと、あと、それをすると、シラブルの数が増えてしまう。例えばWORLDのRを巻き舌でやると、WORLD全体が1シラブルに入らない。すると通じにくくなるかもしれない。 最初は、やや硬い感じの発音でも、途中からリラックス度が高まるのか、うまいぐあいになっていくケースがある。 無国籍的な雰囲気に姿勢などがなっていくのは、とても大切なのかもしれない(だから、英語喉の姿勢の章はあなどれない)。度をすぎたほど英語がネイティブ化する。次回は、全員が、確実に「外人化(一時的)」するようにしたい。 最初から結構スムーズにできたかたが、それでも前半は子音が口の中で摩擦音を伴う感じで発音されていたのだが、母音を指導中は、とりあえずは、指摘せず、子音のセクションで待っていた。しかし、子音を教えさせてもらったあとで、口の中の摩擦音が消え、ネイティブと全く同じ流動性を持つ英語になったことに、個人的には、興奮を覚えた。 テレビを見てもらうとき、アナウンサーの口が、日本人が大げさ発音をするときに、するように、(例 ウを発音するとき)口が丸まらない、、というのを指摘したが、まったくその通りなのがよかった。前回は、いかに、加山雄三氏が、歌うときに、口がタコみたいにならず、ネイティブ発音100%で歌うかというのを指摘した。 だんだん、2時間の指導が内容的にOPTIMIZEされていくと良いと思う。 喉発音だけを指導して、テレビを見てもらったが、そのときは、まだ反応がそうでもなかった。その後、3ビート(シラブル)をやってからテレビを見てもらったら、やはり音として入ってくる、とれるということだった。 このあたり、どの時点で、革命が起こるのかを次回は正確につかみたい。

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