July 18, 2010

腹式呼吸

現在、アメリカ人の親戚がうちに滞在していて、プロの音楽家なので、歌唱指導をしてもらった。さて、まずさっそく指導を受けたのが、腹式呼吸だ。寝転がって、腹を浮き沈みさせる練習方法を教えてもらった。   さて、英語は腹式呼吸だと言う人がいるが、もしそうであれば、このような練習法は存在しないはずである。   ネイティブだって、プロとして歌を歌うときは、胸式から腹式に意識して変えるのである。だから、ネイティブ英語を喋るのに、腹式呼吸にせよというのは、全くの勘違いである。   英語喉に書いたように、ネイティブも胸式呼吸であるが、日本人と比べて大目に空気を使うというのは確かである。そして、そのためには、西洋人の標準姿勢を保つとうまくいく。   英語を喋るには腹式呼吸を、、、という間違った考え方が、これまでなぜ否定されず、語りつがれているのだろうか?   それは、日本人が英語が聞けない、言えない、から、上のような会話さえしなかったということではないだろうか?ちなみに、上の場面で、いちおう、英語は腹式呼吸じゃないのか、もともと?と聞いたら、言っていることの意味が相手はよく分からないのである。   は?   ネイティブは2本の足で歩くのか?といきなり聞いているようなものである。質問が、あまりにも、唐突で分かりづらいのである。   それほど、英語は腹式呼吸だという言い方は、ネイティブが聞いたときわけが分からないのだ。   英語が腹式呼吸だと言う言い方をするならば、それが本当なのかと聞くべきだと思う。ところが、それを聞くためには、英語が聞けないといえないし、通じなければいけない。英語力なしに、英語を分析することは不可能だ。ところが、専門家は、英文法が大切だと言う。でも、それは、本に書いてある英文法のことだろう。本当の英語を聞いて、そこに存在する文法を分析するべきである。   本当の英語が分かるには、喉発音と3ビートを徹底する以外に方法がない。   日本人が英語を勉強しはじめて300年ぐらいたつが、この300年間、誰もネイティブに聞かなかったのだ。日本人は、音が聞けず、言えず、他の人が本に書いたことを参考に本を書いてきた。だから、知識が使い物にならなかった。     私は、ぜひ、英語喉をまだやっていない人に正気に戻って欲しいと思う。

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