February 28, 2010

英語リスニングができない原因と強化法

リスニングができないのはどうしたらよいか?という質問がMIXIの英語教育コミュニティにあった(http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15010242&comm_id=15156)ので、以下の文を書いたけど、言っても理解されないだろうと思ったので、やめたのだが、せっかく書いたのでここにセーブすることにした。 英語教育のコミュニティーでは、結構、理解されることが少ないように思うが、なぜか理解をしてくれるのは他の分野の人が多いように思う。 今日GOOGLEしたら、こういう理解を示した人がいた。フルート奏者のかたで、英語喉を認めていただいているようだ。 http://liocat.seesaa.net/article/141373675.html もちろん、英語を専門とされているかたの多くが、英語喉を認めてくださっているが、英語を専門とされていない方からの激励のメッセージが多い。 どういうこっちゃ。 そもそも何の専門知識ももっていない3歳だった姪に、英語を繰り返させたら、全くネイティブと変わらない発音、さらに正しいシラブル数でリピートしてくる。そもそもVの発音のほうが、Bよりも楽そうだったが(大人にとって難しそうな音のほうが、子供には簡単そうだ、、、というか、どの音でも簡単そうだった)、口元が安定していないので、かえって発音が完璧なのだ。 ***   私は英語の聞き取りが100%できますが、その観点から言いますと、英語の音節を日本語におけるヒラガナのように聞き取ることが基本です。   よくネイティブの人達で歌を使って英語の発音を教えようとする人がいますが、それは歌だと音符の一つが1シラブルに値するので、その練習にちょうどよいのです。   例えばgood byeという表現は、英語では2シラブルです。母音が2個あるので、当然ではありますが、それが2シラブルだと知らずに聞いていると、単純な単語の組み合わせでも聞き取りにくいです。   練習方法としては、母音に意識をあてて聞くというのがよいでしょう。ただ、二重母音は2シラブルではなく1シラブルですが、だからといって、シラブルの聞き取りの障害にはならない感じで、一拍で発音されているので、そんなに気にする必要はありません。   シラブルが日本語でいうヒラガナに値しますから、そのシラブルに注目せずには、英語の聞き取りは難しいです。   例ですが、例えば   どこで?   という日本語の音節の区切りは   do-ko-de?   ですが、この音節の区切りを知らない外国人がいるとすると、、、   d-ok-od-e? とか、わけのわからないところで区切ってしまうでしょう。   これを日本人は英語でやりがちです。   例えばですが、   Can mom join?   Can-Mom-join   と区切って始めて、英語としての意味を持ちます。それぞれ、CAN,MOM,JOINのそれぞれが、ヒラガナの一つ一つのようなものです。   その英語におけるヒラガナが聞けるかどうかが、リスニングの要となります。   MACDONALD’Sの発音はMAC-DON-NALDSだ、、、というように区切って教えるような教え方をする人がいますが、まさにそれがシラブルを大切にした教え方ということです。   実際、そうすると発音にゆらぎがあっても、通じます。   SEPTEMBERがSEP-TEM-BER と三つに区切ると通じた、、、とかそういう実体験があるならば、よく理解できると思います。   THURSDAYが通じない人がたくさんいますが、THURS-DAYとシラブルを正しくして発音すると、よく通じます。  

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ロシア語でもフランス語でも喉発音でいける

ロシア語とフランス語を喉発音でリピートしました。 ロシア語は全然勉強したことがないのだけど、喉の音を聞いていると、音が比較的鮮明に聞こえてきます。だからそれを喉で真似します。微妙にややこしいところがあります。例えば、TYみたいな音とCHがやや混乱しそうになるのですが、その辺は、耳を澄ましながら格闘してみました。 フランス語は、勉強したことがあるので、比較的楽ではありますが、知識を使ってリピートしているのではなくて、ただ単に聞いたとおりリピートしています。フランス語といえば、リエゾンが多いということで有名ですが、不思議と、喉発音でやっていると全然リエゾンに聞こえません。ただ単に単語を言っているだけです。 MIXI動画です(メンバーでない人はご連絡を)。 http://video.mixi.jp/view_video.pl?owner_id=4672939&video_id=8669784 三羽チャンネルに載ったら(THANKS!)、この下にURLを書きますね。 XXXX  全然、発音練習していない言語をあえて、リピートすることで言いたいことは一つ。 何年発音練習するから、うまくなるのではないということ。 それから、聞けて言えると、音が聞けるものだから、あ、これならフランスに半年ぐらいいれば、かなり喋れるようになるかな、、、みたいな自信がつくんです(これはMさんが以前、おっしゃったことを何回も使わせていただいています。) そういうのありますよね。あ、このまま練習すれば、半年後には、このぐらいにはなっているかな?みたいな。 よく高校教師のときに、「勉強の仕方がわかりません」というような相談を受けましたが、そういう生徒達は、全くイメージできないんだと思います。これを続けていれば、このくらいはいけるだろう、、、みたいな感覚が勉強しててもてないんでしょう。

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