June 8, 2009

sとth(無声音)、zとth(有声音)の聞き分け

>ただ「機関銃」でsとth(無声音)、zとth(有声音)の聞き分けが難しいです。 確かに自分でも発音の言い分けが出来ません。(あきひろさんのこめんと) 色々コメントありがとうございます。とりあえず、これをコメントさせてください。 SとTHですが、I WAS THINKINGとネイティブが言うときに、あれ、あのTHって、自分の口発音時代の感覚だと、THがものすごくSに近く聞こえるなあと思うことがあります。おそらく、THの直前の音であるZや、その直後のNのハザマで、そういう風に聞こえるのでしょう。ところが喉発音をしている自分にとっては、やはりSと全然違う。絶対にI WAS SINKINGと間違えることはない。 口発音時代は、SとTHの違いは、口のなかの違い、それも口先のほうの違いと思い込んでいたのだけど、その感覚で聞くとTHもSも同じように聞こえることがあるということだと思います。 おそらく、あきひろさんは、まだその感覚が抜けないのかもしれない。 このあいだの録音のとき、Vの発音のお手本を私自身がやりました。機関銃の74ページ、CDのトラック34です。日本人がやりがちなVとネイティブのVを連続して録音したものです。 ところが、ネイティブのVをやったら、監督していたジーナからのOKが出ないんです。Vじゃなくて、Fに近くなっている、、、と。ブルブル凧音をもっと意識してやってOKがでました。 そもそも、アルファベットの個々の音(アルファベットの名称じゃなくて、、、例えばRをアールって感じじゃなくて、うーーーと読む事を指す)を言うことってあんまりないですよね。特にその音だけを録音するとなると、自分の感覚で、これがVの核だと思う音を出すわけです。で、たまたま、口発音時代の感覚で、Fの有声音みたいに認知していたから、なぜか、(1)空気をおもいっきり出すこと+有声音で対応していたみたいです。ところが、(1)の部分が強調されて、意図しなかったんだけど、F的な音になっていた。 ネイティブは、Vの音の書くとして、ブルブル凧音を期待するようです。風の摩擦ではなくて。 ちょっと、録音してみました。 最初のほうは、口発音時代の感覚のせいか、吹き抜ける風がVの核に違いない、それが有声音ぽかったらいいんだ、、、という(無意識ではあるけれども)感覚で、発音したV そのあとは、本物のV。ネイティブがこれこそVだ!と思うVです。 www.estat.us/blog/v_kaku.wav 違いわかりますか? そういえば、口発音の感覚でVを聞いていると、確かにVとBの違いが微妙なことがあります。私自身が、動画をとって、HELLO EVERYBODYとよく言いますが、そのEVERYのVのときに、あとで見てみて「あ、これ口発音の感覚で聞いていたらBに聞こえるなあ、、、勘違いして、Vが発音できていない!とか思われないかなあ、、、、でもこれは確実にVの発音なのだが、、、、と心配することがあります。 それぞれの音の核になる音色がわかって、はじめて、その音が聴き取れるんでしょう。だから、私はI WAS THINKINGと聞いても、THの核とは何かが聞き取れているからSと間違えない。その核の音色が何かのか、、、という視点で、もう一度、英語喉のSとTHのセクションを復習してみてください! おもうに、従来の教材は、日本人が思うところの違いというのを強調して練習させます。するどさとか、そういうところを練習させるわけですが、そういう練習をすること自体は、英語に触れる時間が長くなるという意味で、副産物的に、英語力が向上するとは思いますが、ますます、聞き取りが違う方向に向かってしまい、逆効果となる部分も大きいと思います。 音の本当の音色の違いは何なのか? そういうことを考えながら英語喉を復習してみてください。    

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