March 25, 2009

英語喉の発音記号でないとシラブルは学習不可能である

辞書に書いてあるシラブル分割を持ってきて、それを勉強するというアプローチがあるが、それでは学習が不可能である。3ビート的な流動性がそれでは、表現しきれないというのもがるが、実際的に考えて、覚えきれないからというがある。 例を見てみよう、、、と思って、手元のジニアス辞書を見てみた。INTERESTINGは IN TER EST ING と分けてある。 そもそも無理があるのは、スペルをそのまま分割している時点で、そのスペルに信頼をあまりにおいている点だ。英語のスペルは日本語と違い、そもそもむちゃくちゃなのだ。音を表現しようと、なんとか努力はしたが、まあ、近似値的な表記にしかすぎない。 そのスペルをまともにとって、それを分割するのは無理があるのだ。 英語には、たくさんの外来語が入ってきているのだし、その場合、またしてもスペルと発音の関係がむちゃくちゃになる。むちゃくちゃなスペルに含まれるアルファベットの間に隙間をいれて、はい、これがシラブルです、、と言われても、それは信頼性がおけない。 スペルが、いや文字が発明されたのは、人類の長い歴史でいうと、最近のことだ。字が発明される前から、ネイティブは3ビートで英語を喋っているのである。 つまり3ビートが先なのである。そしてその流動性に満ちた英語音(あるいはヨーロッパ言語、、、というか東アジア以外の言語)を、歴史のほんの最近になって、アルファベットで表し始めただけなのだ。 だから3ビートが先なのだ。 だから、またしても、歴的に日の浅い辞書を100%信じ込み、それに載っているシラブル分けを暗記してしまおうというのは、むちゃなことなのだ。 辞書を編纂したのは、科学者ではない。人文系の人ががんばって編纂したのである。   それから、ネイティブにとっては、例えばJAPANという単語のシラブルわけが、辞書に JA - PANとあろうと JAP-ANとあろうと JAP-PANとあろうと 全部、見事に同じに発音してしまうのである。 あるいは、日本語を勉強して日が浅い英語ネイティブは、見事に3ビートで日本語を読むのだ。ARIGATOがAR-RIG-GAT-TOとなる。これは、辞書のそう読めと書いてあったわけでは絶対にない。そもそも、英語の辞書にそんなもん、載っていないし、日本語の辞書にそう読めと書いてない。ネイティブは、そもそも原則的に、根本的に、絶対的に3ビートで発音するのだ。 寝言でも3ビートなのだし、ローラーコースターで逆さ走行中、絶叫していても3ビートだ。 うちの犬でさえ3ビートでほえている。WOOF WOOF。人類、いや爬虫類?いや、生物に共通する発音が3ビートなのである。なぜか?それは生物の基本的な発音法が喉発音だからだろう。喉発音だと、勝手に3ビートになる。 犬には、個々の音を短く止める理由がない。ところが日本語話者にはある。音の長さを喉を緊張させることで、調整しないと、間延びしたような変な日本語になる(外国人が喋るような日本語になってしまう)。それどころか、単語の意味が変わってしまうのだ。王子さん、おじさん、おじーさん、オージーさん、、と。音の長さが意味に影響するのである。 だから日本語は口発音なのだ。喉ブレーキなしには日本語が喋れないのである。そして、ここからが面白い。喉をだらーんとさせて発音すると勝手に3ビートになるのである! 喉が先か3ビートが先か?どっちも同時に起こる、、というのが真か? そのあたりを教科書音声学派は完全に無視している。喉以前は、誰もが喉や3ビートについて分からなかったのだから、しょうがない。ところが、喉以後も、この二つの原則を無視しつづけることは、いただけない。 というわけで、私の同志社の級友である言語学者・英語の教師の級友達が、いつの日か、忙しくなくなり、喉を実践してくれればよいと思っているのだが、いつまでたっても試してもらえそうにない(苦笑)。外国人の声が根本的に違う、、そろいもそろって全員が、、、ということとか、全然、気にならないのだろうか? というわけで、アキさんが、昨日、コメントでおっしゃったとおり、実際に、使わないといけない人、音が聞こえないと困る、という人から広まるということでOK?  あ、シラブルを辞書で学ぶのは、冒頭で不可能といったけど、これは本当。シラブルの分割を辞書どうりまた覚えなおすんですか?2年で5000語、マスターしてください、、、とかそういう言い方の本が多いですが、絶対、そんなん無理ですよ。綴りを覚え、アクセントの位置を覚え、語源を覚え、今度はシラブルの分割を辞書どうりに覚えるの? IN TER EST ING ってのを覚えるの? そろそろ、伝統的な勉強文化のカラクリに気づいてNOを言うときじゃないかな。   ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532    

Read more