October 8, 2008

自動車の運転のパラダイムシフト

英語発音と聞き取り教室、、、のほうは、非常にうまくいっていて、うれしいのは、少なくとも教室の時間内のうちに、皆さんが実際正しい発音ができることだ。定着するかどうか、使いこなせるかどうか、、、これは少し時間がいるとは思うが、その場でこれまでできなかったLやらRができるというのは非常にうれしい。その場でできているという確認ができるのがよい。 さて、最近、自動車の運転がうまくなったような気がする。長い間、思ってはいたが、変えなかったことがある。現象としては、いつも自分の自動車だけが、周りに比べて遅い(というか制限スピードを守っていた)ということと、車間距離がえらく長いということ。 ついに私は他のアメリカ人がやっているのと同じスピードで運転を始めたのだが、そのきっかけは、線的思考から3D的な思考へとパラダイムを変えたことがきっかけだ。 これは口だけで発音している人が、喉発音をはじめ、いかに発音エリアが長く深いのかを知ったようなもんで、運転の仕方に大きな影響を与える。 運転のとき、以前は、道路の線を主に見て運転していた。それはそれでよいと思っていたのだけど、斜線を変更するときに、ちょっとスピードが足りなかった(変にゆっくりになって、後続の車を驚かせた)。前の自動車が減速しているのに、気づかずに最後の最後でブレーキを踏むという感じだ。センスの悪い運転である。 さて、道路の線を見るのではなく、周りの自動車を立体的にイメージし、自動車の位置関係をダイナミックに立体的にイメージしながら走る方法に変えた。するとスピードが回りの自動車とだいたい同じになったし、また前の車が減速すると、自然と自分も減速するようになった。前の車だけじゃなくて、前の前のほうの車が減速するのも、なんとなく感じられるようになった。 何がよいかというと、自動車の位置関係を立体的に認知すると、道路の線も自然とどこにあるのかが分かるのである。 なぜか、自動車がふらふらとしなくなり、まっすぐ走るようになった。以前は、目の前の道路の平面的情報だけみていたのだろうか。自動車がふらふらするのだ。  

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