December 31, 2007

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よいお年を

良いお年をお迎えください。 西宮で一番発音にこだわる英語講師、天満さんが、英語を高速で喋るということを実践してらっしゃる。高速で喋る、練習すると英語がうまくなる、、、ということではないけれども、喉発音+3ビートでやると高速で喋れる、、、ということは確かだと思う。 あと、思ったのだが、天満さんがめちゃくちゃ高速で喋っていても、私が聞き取れる理由は、天満さんがシラブルをちゃんと正確に刻み、私自身もそのシラブルを正確に聞いているからだな、、、と思う。 音を投げる側、受け取る側が、同じ決まりを使っているということだ。 中国語話者の話がよく登場するが、中国人の英語が分かりやすいのも、同じことだ。中華料理屋さんにいくと、SPRING ROLEはいかがですか、、、と言うときに、2シラブルで発音している。2拍である。スムーズにシラブルがつながっていないときがあるが、シラブル数は正確だ。だから、分かる。 音を投げる側、受け取る側が、同じ決まりを使っているということだ。 ところが、これをカタカナで発音すると、7つ、いや8つぐらいシラブルが増大してしまう。 以前、日本料理屋さんで順番を待っているとき、こんな光景を目撃した。日本語話者のホストの人が、ウェイティングリストに載っている名前を読んでいるのだが、それがカタカナ的だったため、待っている人(アメリカ人)が自分の名前を呼ばれたことにきづかなかった、、、。  例えばだが、BUSHという名前は1シラブルなのだ。これが2シラブルで読むと、元々の意味が破壊されてしまうのである。もはや違う言葉なのである。自分の名前でさえ、違うような単語に聞こえるのだ。もちろん、想像はできるが、なかには、想像不可能なものもある(例えばだが、昔、ダリルホール アンド オーツというロックバンド(2人組み)があったが、これはカタカナでいうと絶対に通じない。ネイティブ発音とカタカナ発音ではシラブルの数があまりにも違いすぎるからだ。) 個々の発音を間違うから日本語英語は通じにくい、、、ということが言われているが、そうでもない。決定的に言葉の意味を破壊してしまうのは、シラブルであり、シラブルの数である。

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