喉だけを、喉だけを、、、

どの音も喉なんです。だから、この音は英語喉を試すけど、この音は音声学のこの説明を試そう、、、とういことだとだめなんです。だって、例えばですが、HAMという単語があるとする。HはXXXの説明、Aは英語喉、Mは音声学にそって鼻音として発音する、、、とやると、Aのとこは正しい発音ができるけど、あとは近似値発音になってしまう。Mのところで鼻から息をぬこうとすると、そこで英語がカタカナ英語にもどってしまうんです。 (独り言:Mが鼻音っていわれとるんは、そりゃあ、口閉じる音じゃけえ、息がどっかにぬけんにゃあいけんけえ、息が鼻のほうに、よけい[=a lot]行くような気がするだけじゃろう。おおげさにやるんじゃったら。でも、普通のスピードでしゃべりょーたら、唇をあわせんでも平気でM発音しとるけどねえ。特にスマイルしながらしゃべっとったり、歯がちょっと前に出とったりしたら。) 決して精神論ではありません。鼻やら、舌やらに集中すると、喉発音じゃなくなってしまうんです。関心が喉からずれちゃうから。だって、鼻に息を流そうとがんばると、鼻って、喉からものすごく遠い位置にあるから、喉発音が浅くなってしまう。舌をどうのこうのしようとすると、喉発音に気がいかなくなってしまうだけじゃない。舌が硬くなってしまって出せる音が出せない。例えば、ぶるぶる凧とか無理、無理。舌が硬いと。 口の中で音を響かせる位置がどうのこうのというのは、結局、舌を硬くしたり、舌と口の屋根の間の距離をせばめたりするから、響く位置が変わっている、、、という気分になるだけで、究極的にはアがイになったりしないんです(例えば、口の前のほうでアが響いていると感じるのは、舌の後方をもりあげたり、硬くしているから)。音がこもったりするから、音が変わったような気分になるだけです。そもそも、ネイティブの舌はそんなにアクロバティックに動いていないですよ。ジェシカシンプソンさんが歌うのを見ていたら、舌はどてーと寝そべったままです。 口を大きくあけたままでも当然喋れる英語ですが、大きく開けたまま、舌はどてーっと横たえたまま(ジェシカシンプソンさんみたいに)で、それでも響く位置を口の中でコントロールできるとしたら、それは、魔術師ですよ。もちろん、喉でならできますよ。口を大きくあけていようと、ちいさくあけていようと。 あと、口の屋根に舌をつける、、、という言い方は便宜的にするけど、結構、すでについている、、、というのもありますね(今、こうして書きながらふと考えると、舌は口の屋根にすでについとるけん、、、筋肉を鍛える必要なーじゃろ?じゃろ?でも、こげーなこというのタブーかもしれん。)。 だから英語喉アプローチを全ての音に使ってくださいね!一部の音じゃなくて。 きっと分かってもらえます。実際に英会話で実践可能なのは喉だけなので。話し始めると鼻音だとか、円唇だとかかまってられないですから。 英語喉を多くのアプローチにまぜてつかってらっしゃるかたは、まだ口の中で考えているのじゃないのかなあ、、、と思う。基本は口の動かし方で、喉は響かせるための2次的な存在、、、みたいな。じゃないんですよ。喉が中心なんです。喉に声帯があるんです。口には声帯はありません(口は出口ではありますし、確かに、音の最終仕上げのようなことはしますが、、、)。口で音を出して、それを喉にもっていって響かせる、、、というイメージで考えてらっしゃるような気がします。じゃなくて、喉で音を出すわけですが、その場で響きやら音の質やらが90%ぐらいは決定されているのです。 もし喉が単なる響き板だったら、カラオケのマイクでエコーをかければいいわけだけど、そうしても発音が正しくなるわけではないですね。 日本人のイメージで「口で喋る」という感覚が強いけど、口には声帯がない、、、ということを思い出してください。口は音の最終仕上げ、、、であって、核ではないようです。 日本人に「おうむはどの器官がすぐれているから、人間の会話をまねできる?」と聞くと、喉と答える人はいません。舌が発達しているからだ、、、と答えるでしょう。ところが日本人以外の外国人(特に西洋人)にこの質問をすると、まずは「そんなことは考えたことがない」というでしょう。で、多くの人が喉?というようです。もちろん舌という人もいるでしょう。でも日本人のように「舌だけ」と考える人は少ないようです。 英語喉だけをまずマスターしてみてください。そこからです。始まりは。 え、そんな、、、いろんなやり方があっていいでしょ、、、と思われることでしょう。でもね、他のやりかたは練習法であって、厳密な意味でのメソッドではないと思いますよ。まずは正しい音をだすメソッドがあって、それを定着するために、いろんな練習法ってのはありえると思いますが、、、。練習法ってのは、例えば、野球がうまくなりたい人が素振りをするってのは、これは練習法なんです。メソッドは、バットをどのように構えて、ボールをどのように、どの角度で捕らえるか、、、、てのがメソッドです。 ちょっと基本に帰るために、いろんな音の口発音と喉発音を比べてみます。これまではLとかRとか、母音とかで違いを示してきましたが、MとかSとか、そういう簡単っぽい音でも喉発音でやると、口発音とは全く変わって聞こえますよ。 http://www.nippondream.com/blog/simplesounds.wav  

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面白い

西宮で一番発音にこだわるTOEIC講師の天満さん(氏のBLOGは右側のリンクから)がBLOGで面白い音声をUPされている。ものすごく感動した、、、というかうれしかった。 1月7日の日本語での英語発音練習(?) がそのBLOG ENTRYです。 http://processeigo.seesaa.net/article/77013254.html (これでいけるかな?) 天満さんが日本語を3ビートでしゃべってはる、、、のだ。私は2年以上も前から、英語のメロディーの源泉は3ボートにある、、、ということを、3ビートを秘密としながら(まだ喉が出版されていなかったので)、アメリカ英語なまりの日本語を、冗談まじりで喋ってきた。 わたしもやってみた。 http://www.nippondream.com/blog/nihongo.wav

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プレゼンテーション

(昨日のBLOGに誤りがありましたので削除しました。情報を訂正してまたUPします。 ) 久しぶりに、論文のプレゼンテーションをした。20人ぐらいの人の前で30分ぐらいしゃべって、30分ぐらい質問を受ける。 ものすごく自分にびっくりしたことがある。私自身は喉革命後2年ほどたっているから、やはりネイティブメソッドに慣れ切ってしまった、、、ということのお陰だと思うが、質問を受け付けているときに、全然、緊張しなくなった。緊張しなくなったどころが、喋っていて、喋りがとまらない、、、というような感覚に見舞われた、、、よく考えると、これはアメリカ人がプレゼンテーションをするときにやっていることと同じだ。 質問自体は10秒ぐらいなのに、2分も3分もとまることなく喋りつづけるアメリカ人を見て、「どうやったらあんなに量を喋れるんだ?」とか、逆に卑屈っぽくなって、「アメリカ人はただ喋るだけで内容はたいしたことない」みたいなことを考えたこともある(ちなみに、多くの日本人留学生がこういうことを考えるようだ。アメリカ人と一緒に授業をとったときに。) これは、思うに、考えながら、同時に喋れるということのお陰だと思う。 喉革命以前から、英語はできたほうだが、なぜかQ&Aとなると、緊張してしまい、思うように答えが返せなかったりした思いがある。 ところが喉で喋っていると、考える=喋るが同時にできるのである。 それでどころか、喋りながら、その次に言うことをなんとなく考えていることに気がついた。ちょっと難しい質問が来るとすると、とりあえずは、手続き的な説明、考えなくても言えるような説明をしゃべりながら(喉任せ、、、見たいな感じ)、その説明が終わったら、もっと理論的に豊かなことを言ってやろうと頭脳が考えている。 喉任せ、、、と書いたが、これは日本語では当然できることだろう。考えずに、適当に喋る、、、という芸当。私はギターでアドリブするときに、考えなくても手癖で適当に弾くことができるが、、、それと同一のプロセスだ。 手癖とは何か?デモしてみました。 http://www.nippondream.com/blog/teguse.wav で、適当に喉任せで喋っておきながら、次にいうことを頭でしっかり考える、、、と。 もちろん、この芸当は英語初心者には無理だとは思うが、ある程度、英語が喋れて英語喉に挑戦する人には、私が経験していることと同じことが経験できるのかもしれない。喉革命を経験して、英会話の場を踏み、ある程度の時間が経過すれば。 上に書いたことは、母国語では当然できることなのだと思うが、英語となると、異常に緊張してしまい、これまでできなかった。それはきっと、口の動かし方を気にしながら喋っていたからだと思う。特にLとR、TH、あるいはリガチャーAなど。 これは生物学とか脳医学をやっているかたに教えてもらいたいが、口や舌を動かす筋肉というのは、ものすごいエネルギーとか集中力を伴うのではないだろうか。だから、口の動かし方にフォーカスした方法では、短い単語や文は個別に発音できても、実践では、緊張して使うことができないのではないだろうか。 Rの時は舌を動かして、、、というたった一つのことを覚えておきながら、会話をする、、、ことでさえ、非常に難しい芸当なのではないかと思うのだ。 あ、これは日本語でも実験ができますね。例えば、「ま」のときは唇を丸めてください、、、という簡単なルールを作っておいて、それを守りながら喋ってください、、、といわれると*超*緊張するし、内容を考えながら喋るのは不可能でしょう。 逆に喉で喋っていれば、前に書いたが、脳が意味を解釈、確認しながら発音を助ける、、、、まだこの説明のしかたがよく分からないのだが、前に書いたことを引用して終わりにしたい。 **** 次に、、、喉発音って、無意識にできるようになるんです。で、それも、慣れるからと言ってしまうと簡単ですが、意味的な意味でできるようになる。説明が難しいんだけど、例えば、慣れるとHUTやKISSの時の母音の部分で、無意識のうちにゲップエリアを使ってしまいますが、これは、そうしないと意味的に違うものになってしまうから、、、という気がします。 例えばHUTをアクビエリアでいうと、意味的にHUTじゃなくなってしまう。どちらかというとHOTみたいな音か、HOTそのものになっていしまう。自分の言っていることを聞いている脳がいて、それが拒否反応を示してしまう(HUTのUをゲップでいってくれないと意味が合わないですよ。言い直してください、、、って感じ)。 ITでも同じ。ITのIをアクビエリアで言うと、EATみたいな発音になってしまう。すると脳が「それは違う意味の言葉ですよ」と言ってくれる、、、感じです。 このことをどう読んだらいいか分からないんで、とりあえずは、呼ばずに、「上で書いたこと」として扱います。

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