まずは英語喉ボランティア15分講座受講者募集

英語喉を始めたけど、できているかできていないか不安な人向け。英語喉、発音練習表(250ページ)を一緒に読むことで、喉発音ができているか、できていないかをボランティアで診断し、指導します。15分ですから、短いですが、ボランティアですので、無料です。

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さて、今朝、友人で大学教授・(英語で書く)作家の高野吾郎の作品のWITH ONE MORE STEP AHEADを読み直していたら、ある章がリチャードライトの英語俳句で始まっていた。

A pale winter moon,

Pitying a lonely doll,

Lent it a shadow.

--- From Haiku by Richard Wright

4年ほど前に、英語喉実践者のさきがけであった空さんが、メールで教えてくれたことを思い出した。それは英語の俳句も、5-7-5になっているということだ。

この俳句もそうなっている。詳しくシラブルに分けてみよう。

A ^ pale ^ win ^ ter ^ moon,

Pit^ y ^ ing ^ a  ^ lone ^ ly ^ doll,

Lent ^ it ^ a ^ sha ^ dow.

いや、これでは分かりにくいので、英語喉的に3ビートを大切にしながらやってみる。

AP-PEIL-WIN-TER-MUN

PIT-TIY-YING-GAL-LON-LIY-DAL

LENT-TIT-TASH-SHAD-DOW

そして、これをできるだけ喉の奥で読むとネイティブ発音になる。いや、喉の奥で読むとシラブルに勝手に別れる感じがする。

[audio:http://nippondream.com/eigonodo/wp-content/uploads/2011/08/kaz_08_16_2011.mp3|titles=kaz_08_16_2011]

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さて、今日は国際人とは何かとういうことだ。ある日本人は中国人の妻を持っているが、毎日、毎日、激怒していると言う。

どちらが怒るかということだが、まず奥さんが激怒し、それにつられて、夫が怒る、、、ということらしい。私が我慢すれば何も言わなければいいんですけどねとおっしゃる。私が言ったことに同意してくれた。私はこう言いました。

「うん、それは言ったら言ったで怒るし、言わなくても怒るから、どっちでもだめなんじゃないですか?」

もちろん性格もあると思うが(70%ぐらいか)、言語の発声法にも関係しているのではないだろうか(30%ぐらいは)?

日本人で男性で特にギーキー・ナーディー、高学歴であると、文字を書くように喋る。感情をあまり含めない。もちろん、文と文のあいだには笑いがはいったりするが、喋っているときは、文字から文字が並ぶだけで、感情がなかなか入らない。

もちろん、これが広島の田舎だったりしたら、男だろうが女だろうが、声に感情が入るように思う。だから日本語だからということでもないと言えるかもしれないが、上のような特徴をもった日本人男性が標準語的な日本語を喋ると、どうしても文に感情が入らない。

私もその一人である。

笑い声さえも大きくだせないことがある。会社で、韓国人を含め、同僚達は、廊下の笑い声だけで、誰が喋っているかがわかる。私は廊下で笑い声を大きく出すことはない。迷惑になるという感覚があるからだ。

笑い声でもSUPRRESSしがち、遠慮がちだから、声に感情を入れるのさえ忘れるときがある。

ところが中国語は、喉が開いているから、感情が音にこもりやすいのだろう。また、矛盾するようだが、非常にCHOPPYな言語でもある。いや、矛盾ではない。中国語は、確かに、喉が開いていて、ゲップエリアとまではいかないけども、アクビエリアぐらいを響かしている。じゃないと中国語のLとRの違いなど出ない。CHOPPYなのは、漢字と漢字のあいだ、つまりシラブルとシラブルのあいだが離れている感じで、CHOPPYになるのだろう。

これも、それなりに怒ったような感じになる。

日本人男性にとって、このような感情のこもった英語は、ものすごく怒って聞こえるのではなかろうか?

それに対して、日本人男性が、平たいCHOPPYな英語で、感情を出して言うと、さらに違う感じで怒っているように聞こえるのではなかろうか?日本の鬼軍曹がしかりつけている感じに中国人は感じるのではないだろうか?

いや、日本人男性は、結構、怒るまで耐えると思うのだが、一旦、切れると切れる。

だから、戦争状態になるのではないだろうか?

でも、よく考えると、ある程度の感情を声にこめるほうが普通だ。

これは、日本人男性全体が苦手としていることではないと思う。標準語的な日本語を喋り、いわゆる「勉強」を長い時間した日本人男性が苦手とすることではないかと思う。

長いあいだそういう喋り方をしているうちに、本当の声を忘れているのじゃないかな?

国際人とは何かというタイトルだけど、こういう声の問題と国際コミュニケーションが関係しているのではないかということでした。

くだらんと思いつつ、以下を紹介します。テレビで見ました。

 

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2 thoughts on “国際人とは何か?

  1. アキ says:

    カズ先生、こんにちは。
    日本は今日は全国的に晴天のようですが、今後も治まりそうにありません。

    それにしても、日本では元々が感情を露出する喋り方は下品だと思われているせいもあるでしょうが、国際交流の際は、ますます無感情・無表情で冷静に会話をするべきだと思っている人が多いみたいですね。
    そもそも、英語は日本語よりも、自分の感情を率直に表現しやすい言語なのではないでしょうか? なぜだろう?
    私も最近、ときどき覚えた英語のフレーズと単語で独唱することを暇なときにやってみると、日本語よりも素直に言いたいことを言えるような感じがします。
    逆に、日本人で英語が得意な人の場合は、日本語を普段喋るときよりも英語で喋る方が気持ちが表に出やすいので、注意して喋らないといけないと思って、かえって控えめな表現になったり無感情を装うような態度になってしまうのではないかな?
    自分の思ったことを思った通りに素直に表現できるのが、国際人の条件か?

    また、カズ先生のご意見をくださいね。

    1. eigonodo says:

      私もかえって英語で喋るほうが、自由に表現できるような気がしますよ。

      英語を日本でも気楽に使うと、お互いの性格がよくわかったりするかもしれないので、英語を婚動の道具に使うとよいのじゃないかな?

      日本語だとどうしても、化けてしまうことないですかね。

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