まずはYの発音から。これまで教えるときは、オートバイのエンジン音を真似ることで、Yは首の根元でびりびりさせるということを体感してもらっている。しかし、これはきっかけとしては良いのだが、問題があることに気づいた。それは、エンジン音的にブル~~~ン、ブル~~~ンとすでに高速道路をつっぱしっている感じでやると(NKJMさんが紹介されていた動画のように)、深みが足りなくなってしまうことに気づいた。

英語喉の101ページの喉ダイアグラム(絵)を見て欲しい。丸でもって、ゲップエリアが示してあるが、その下半分が黒で塗りつぶしてある。これは、ゲップエリアでもとても深い部分にリーチすることを意味する。

エンジン音のまねを調子にのってやりすぎると(ちょっと喉がひりひりする感じ)、深い部分にリーチするのだということを忘れてしまうので、それに注意してほしい。

エンジン音はエンジン音でも、喉のフロア(底)から、下に向けて掘っていく感じだ。

あ、そうか、走行中のオートバイ音じゃなくて、エンジンをかけようとするときのエンジン音という比喩があっているかもしれないな。下に向けて堀る感じだ。

エンジンのスタート時に「ふかして」いる感じだ。

音声で確認してほしい。

www.estat.us/blog/y_04_27_2011.mp3

***
さて、、、

オープンマインドであることはとても大切だが、どれだけの人が、本当にそれを体験できるだろうか???

英語喉で体験し、そして、もしかしたら他の分野でも、自分が心を開かず、決め付けていることがあるのかもしれない。

しかし、やはり他の人間ができることには、近道がありうる。

長い間不思議だったのは、なぜアメリカの男達は、筋肉が発達している。全然、トレーニングをしていない人でもある程度の筋肉がある。

私は、必死こいてジム通いをしたが、服を着て、外からみて分かるほどの筋肉がつかなかった。半年ぐらい前からは、基本に戻り、腕立て伏せをしたら、それなりに筋肉がついたが、それでも、まだ微々たるものだった。

2、3週間ほど前に、ジーナが、部屋の入り口につける、懸垂をするための器具を買ってくれたのだが、それで懸垂を始めてびっくり。

3日目ぐらいから、腕の筋肉が目立ちだした。初日は1,2回でもうできない。3日後には3回できるようになった。2週間後には5回できるようになり、今では、10回連続でできるようになった。

それも、最初の5回は楽々できる。

まだまだ、強くなれる予感がする。なぜならば、最初の5回は、「楽々だ!」と思って、楽しんでできる。最後の5回は、「きつ~い」と思いながら、いやいややっている。

つまり、最初の楽しい部分があるからこそ、やっていれば、後半のつらい部分も、楽になることが、見えてくる。

ちなみに、手のひらを自分の方向に向けた懸垂だ。手のひらを、外側(前側?)に向けた懸垂(意味分かる?)は肩の筋肉を使うらしいのだが、まだ1回しかできない。これでも、前は1回すらできなかった。

しかし、なぜ、誰も、懸垂のことを教えてくれなかったのだろう。

いや、教えてくれていたかもしれない。私が聞いていなかったのかもしれない。アンテナが作動していなかったかもしれない。

さて、今週末は、久しぶりに教えるのだけど、なんと州外から飛行機に乗って、やってきてくださる。家族旅行を兼ねてということなのだが、それでも、わざわざ遠くから来てくださるのだ。

最近、DC地域の人で、新しい人が来なくなってしまった。前に教えた人の紹介でというのはあった。が、募集して、興味を示されても、実際に、来てくださることはなくなった。

原因は、皮肉だが、私が昨年度秋に、自分の教え方を向上させた結果、1時間で、ネイティブ化する自信がついたからだと思う(聞き取り=90%レベル)。

詳細を伝えるさいに、1時間でテレビのニュースが分かるようになりますと言っているが、誰がそんなことを信じるだろうか????

本当じゃのにのお。

誰も信じないので、ついに、英語喉セミナーは、閑古鳥状態になってしまったのである(笑)。

社会とは何なんだ、、、と思う日々だ。

ワシントンDCの掲示板で英語喉について書き込みをしたら、「頭がおかしい」とまで言われてしまった。

アンテナを開いていない人のほうが多いのだろう。

さて、私の腕の筋肉だけど、2週間程度の懸垂でどのレベルに達したかというと、

全然、運動をしていない白人男性レベル

という感じだ。

これは私の正直な感想なのだ。白人は(黒人もだと思う)、運動していなくても、それなりに胸板が厚い。腕もそれなりに、ごつい感じがする。

ジーナに言ったら馬鹿受けしていた。

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5 thoughts on “オープンマインドであること+Yの発音の仕方

  1. sin says:

    どーもこんにちは、sinです。

    英語とは関係のないところで食いつかせてください。
    もしKAZ先生が筋肉をつけたいのなら非常に簡単で確立されたメソッドがあります。
    それはボディビルダーたちと同じ方法で練習することです。

    ①練習メニュー
    「どれだけ頑張っても10回が限界!」の強度(10RMといいます)で3セットほど行う
    ②栄養補給1
    レジスタンストレーニング直後、筋分解を防ぐため吸収のはやい糖質を即座に摂取する。グレープジュースやパイナップルジュース200ml~300mlほど。この時一緒にプロテインを混ぜて飲んでしまうと楽でいいです。
    意外に思われるかもしれませんが、糖質摂取でしか筋分解を防ぐことはできません。
    筋トレ直後は、当然筋分解が最も激しい時なのでなるべく早く摂取してください。
    ③栄養補給2
    カロリー摂取量>カロリー消費量の状態にしてください。
    カロリー摂取量<カロリー消費量では筋肥大が起こることはまずありません。ただし、レジスタンストレーニング開始三ヶ月ほどはいわゆるゴールデンタイムとかプライムタイムといわれる時期で消費量のほうが多くても筋肥大はおこるとされている。

    他の栄養素のことやフォームのことなど細かなことはまだたくさんあるのですが、基本的には上記の三つで筋肥大はほぼ間違いなくおこります。

    で、実は上記の理論というのは机上で緻密に積み上げられたメソッドではなく、ビルダーたちが泥臭く試行錯誤の上で発見した方法を研究者が後付で証明しただけにすぎません。
    なんでも、机上の理論が先立つというのは珍しいのかもしれませんね。

    ちなみに、筋トレをすると劇的にやせてしまうので(正確に言うと安静時の代謝が亢進して大量に脂肪を代謝し、カロリー消費を増大させるので)思っているより随分多めにカロリーを補給してあげないと、有意な筋肥大はおこりません。
    あ、あと有酸素運動は多くても一日おきにしてください。
    有酸素運動はエネルギーの供給源を筋肉(分解して使っています)に頼っているのでガリンチョになってしまいます。

    以上関係ない筋肉話ですいませんでした。
    お暇なときにちょっと読んでみてください。

  2. 上川一秋 says:

    SINさん、どれもこれも、私がこれまで無視してきたことばかりが上げてあり、だから、ジム通いしてもだめだったのか、、、といい意味で愕然としてしまいました。

    (1)はよく分かります。ジムで、あまり重くないものを、だらだらとこれまで使っていました。懸垂ではそうはいきません。自分の全体重ですから。
    (2)これは全くしていませんでした。
    (3)これも、絶対的に食う量が足りませんでした。これは、でも、よく聞いていました。が、それでも、イメージ的に、カロリー摂取量<カロリー消費量のほうが、体に良いというイメージがありました。

    >あ、あと有酸素運動は多くても一日おきにしてください
    懸垂も一日おきですか?結構楽しいので、毎日したいのですが。

    >で、実は上記の理論というのは机上で緻密に積み上げられたメソッドではなく、ビルダーたちが泥臭く試行錯誤の上で発見した方法を研究者が後付で証明しただけにすぎません。

    これ面白い部分だと思いました。けっこう、たまたまやってみたことがうまくいったとかいうことが発見にはつきものではないでしょうか?

    2年前に、ヨーグルトと納豆を食べるのをやめたら、それからほとんど腹痛が起こらなくなりました。

    正気になって考えてみると、腐っているものを食ったらやはりやられると思いました。

  3. sin says:

    >>あ、あと有酸素運動は多くても一日おきにしてください
    >懸垂も一日おきですか?結構楽しいので、毎日したいのですが。
    30分以上の有酸素運動と訂正させてください。
    有酸素運動を行うと、酸素供給を有利にするため体は筋肉を細くしてそれに適合しようとするためです。
    簡単に言うと「こんなに大量の筋肉があったら酸素を充分に送り込めないよ~、、、仕方ないから筋肉を減らしちゃおう!」という具合です。

    懸垂はチンニングと呼ばれるメニューとしてあるぐらいですから強度としては筋トレに分類されえます。
    たぶん最初の内は腕の筋肉(三角筋とか)がつき、そのうち背中の筋肉(広背筋)が付いてくるかと思います。
    結論ですが、好きなだけやって大丈夫だと思います。

    >3)これも、絶対的に食う量が足りませんでした。これは、でも、よく聞いていました。が、それでも、イメージ的に、カロリー摂取量<カロリー消費量のほうが、体に良いというイメージがありました。
    運動してない方にとってはその方がいいかもしれません。
    が、トレイニーはわずかだとしてもカロリー摂取量の方が多い方が理想です。
    脂肪がつくんじゃないかと心配されるかもしれませんが、最初の三カ月は脂肪を減らして筋肉をつけるという夢のような期間なので恐れず食べてみてください。
    普通、トレーニング前にこういう知識があるひとはいませんから今から本格トレーニングを始めるかもしれないKAZさんがうらやましいです(笑)

  4. 上川一秋 says:

    SINさん、アドバイスありがとう。背中の筋肉がつくというのは、考えてなかったので、楽しみです。

    私も、だらだらと一応ジム通いをしたんですが、、、。ま、これからがんばります。

    ちょっとづつ胸に筋肉がついてくると、なんとなく腕がややうしろに収まる感じになってきて、自然に胸が張り、ネイティブの標準姿勢になっているような気がしてきました。

  5. ツバメ says:

    日本には加圧トレーニングがありますよ。。。ジャンボ尾崎も加圧で復活しました。。。

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