ケーブル放送で一日中、日本語の放送をやっているチャンネルを見つけた、、、ことは報告した。そのなかに、日本語を外国人に教えるという番組がある(エリンさんというキャラクターが登場する、、、ごぞんじですか?)。

で、思ったことがある。日本語の手本を見せるナレーターさん(日本人)は、なんとアクビエリア発音で日本語を発音しているのである。声優さんは、当然、いい声(声優っぽい声)をしているわけだが、その秘密は日本語をアクビエリアを(半分ぐらいは)使って喋っているからである。

口発音である日本語(口90%、喉10%)を、喉発音(アクビエリア50%、口50%)ぐらいでしゃべって、お手本を見せているわけだが、、、これってOK?

一ついえるのは、日本語は究極的に口でも喉でも喋れる言語であるということだ(だから小林克也さんみたいに声が渋い人がいてもよい)。

逆に、英語はそうはいかない。口では英語は発音できないのである。

ただし、日本人相手の英語教材でお手本を示すときは、ネイティブでも口にやや重めの比重をおいて発音しているから、ちょっと口発音ぎみになってしまうことがある(例 Mの発音を示すのに、おもいっきり、口が閉じたところから始まったりする、、、それじゃ日本語じゃあああ)。

面白いと思った。

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5 thoughts on “日本語を教える番組

  1. mf says:

    はじめまして、mfといいます。英語喉買いましたよ~。疑問点が出てきましたので質問いしたます。お時間があるときでかまいませんので教えていただけたらと思います。

    本の概要を読んだ後、相手の喉の振るえに集中して英語を聞いてみました。そうすると相手の声帯(喉?)が震えているのが手に取るように感じることができました。

    とても不思議な感覚でした。ひょっとしてこの感覚はとても大切なのでしょうか?ただ、その一方で子音が聞き取りにくくなった気もしました。

    この体験で思い出したのですが、探偵ナイトスクープという番組で、日本人の大人には「撮ったのかよ」にしか聞こえない音声が、日本人の子供や英語圏の人に聞いてもらうと「エイアイア~イ」に聞こえるという放送が過去にありました。番組では音声を研究所に持ち込み、音声学的に考察していました。その結果は子音を聞き逃すと「エイアイア~イ」に聞こえるという驚きの結末でした。

    びっくりですよ!!

    だって、英語は子音中心で日本人は大切な子音を聞き取れていないと言われ続けていたのに、まったく逆の答えだったのですよ!それに喉の振るえに注目した結果、「子音が聞き取りにくくなった」という自分の体験が上記の答えと一致します!

    そこで「ネイティブがどのように発音しているか」ということの他に、「ネイティブがどのように聞こえているか」を明確することができれば完璧なネイティブメソットが完成する気がするのですが、上川さんはどのようにお考えでしょうか?

    素人なりに一生懸命考えましたが、おかしいところがありましたらビシビシ指摘してください!それでは返信よろしくお願いいたしますm(_ _)m

    ※前までyoutubeにあった探偵ナイトスクープの動画が消されていたので、朝日放送の過去記事を下記に貼り付けておきます。
    http://asahi.co.jp/php/knight-scoop/search/search.php?mode=result&oa_date=20061222

  2. NipponDream says:

    おー、すばらしい喉の旅ですね!ちょっと考えてから、ご返事します。

    「素人なりに一生懸命考えましたが、、」とおっしゃる点、すばらしいです。私も、毎日、考えることがあります。素人も玄人も、知識の前には平等です!

    ちょっとだけ、コメントすると、JEANAさんは「子音も母音も単なる音」とよく言っていました。というのは私が「子音はどう発音するのか、母音はどうか?」という感じで、区別にものすごくこだわっていたんです。でも、JEANAさんいわく、子音だろうが、母音だろうが、単なる音、、、というスタンスでした。喉で真似るだけ、、、と。

    実際、子音と母音という違うセクションを作ったのは、単に便宜上です。でも厳密には分ける必要も別にありませんでした。

    ただ3ビートをやるときに子音と母音の違いを知っておくことは大切だと思いますが、でも、そもそもそういうことは教えられなくてもご存知ではないか、、、という気もします(早い話があ、い、う、え、おが母音ですよね)。

    それでは、ご質問のほう、じっくり考えてからご返事します。 でも少しだけ答えておきます。

    >そこで「ネイティブがどのように発音しているか」ということの他に、「ネイティブがどのように聞こえているか」を明確することができれば完璧なネイティブメソットが完成する気がするのですが、上川さんはどのようにお考えでしょうか?

    ネイティブにとって「外国語の発音=外国語の聞き取り」なんです。日本人にとっては、例えばアマゾン書店では聞き取り部門と発音部門が違います。でもネイティブにとっては、この二つを厳密に分けて考えません。例えば日本語を学ぶとき。「わさび」がいえた瞬間に「わさび」が聞けているんです。

    例えば、日本語を勉強しているネイティブが「え、もう一度言ってください」と言ったときに、日本人は、ゆっくり言ってあげますよね。同じ言葉を。でも、これに対してネイティブは面食らうんです。頭のなかで、「聞き取れてはいるんだけど、なぜ同じ言葉を繰り返してくるんだろう???」と、不思議がるそうです。 意味がわからないから聞いているのに、なぜ同じ言葉を繰り返すんだろうか???と。

    >とても不思議な感覚でした。ひょっとしてこの感覚はとても大切なのでしょうか?ただ、その一方で子音が聞き取りにくくなった気もしました。

    大切ですよ。子音でも喉を聞いてください。Zとか明らかです。Zを口発音してみる。Zを喉発音してみる。違いを実感。で、聞いても分かる、、、と。

    子音が聞き取りにくくなった、、、これはもしかしたら、この子音はこうだ、、、と思っていたのに、それが変わってしまったから面食らった、、、ということはありませんか?例えばVが唇をものすごく振るわせると思い込んでいたとか、、

  3. mf says:

    >「素人なりに一生懸命考えましたが、、」とおっしゃる点、すばらしいです。

    ありがとうございます。
    頑張ります!

    >ネイティブにとって「外国語の発音=外国語の聞き取り」なんです。

    英語耳でも発音ができると聞き取れると書かれていますが、自分で発音ができていると「認識」するためには、自分の発音を聞き分けれることが前提条件なのでは?と思ってしまいました。

    なんか、「卵が先か鶏が先か」みたいな感じになっていますがwww

    >ちょっと考えてから、ご返事します。

    よろしくお願いいたします。

  4. てんま says:

    面白いですね。

    そういえば、私も、日本語を喉で喋ってること多いと思います。
    気が張ってるときは喉で止めてますけど、緊張感なく話してるとユルユルのダルダル(^^;

  5. mf says:

    探偵ナイトスクープの詳細動画を入手しました!!
    個人的に、これは英語の聞き取りを劇的に改善できるきっかけになるのでは?と考えています。

    http://video.google.com/videoplay?docid=6477454971357022452

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