英語喉革命さんが、以下に、「自分を取り戻す」というテーマで書いておられます。ちょうど私も似たテーマで書いたので、それに呼応していただいたかもしれない。

http://blog.livedoor.jp/nodorevolution/archives/51623403.html

でも面白いです。呼応してもらったものを読むと、私のほうも、また考えてしまう。

私は、今後、日本人が自己主張がうまくなると思う。それは英語喉が助けてくれるから。しかし、その自己主張って、きっと論理的なものだけじゃないんだと思う。

なんというか、その場にいる存在感だろうか。カリズマ性と言ってもよいかもしれない。無視できないような感覚。もともと世界の人々は日本人には興味がある。日本の文化の世界に対する貢献はものすごいものがあるからだ。例えば、アメリカ人がデートに人を誘いたいときに「寿司でもどうですか?」と言って誘うことがマレではない。

社会的なものもある。例えば捕鯨の話だって、喉発音をしていれば、会議で出会うメンバーとダチ(友達)になるということだ。なあ~なあ~な仲になるということだ。だから、国際クラブが、クラブ活動みたいになるだろう。すると、主張をするだけでなく、日本の評判とかが気になりだす。会議が終われば、日本人が、外国人たちと、ダチとして会食をしたりするだろう。そんななかで、インフォーマルな影響力も出てくるのじゃないか?

ここは譲るけど、これは認めて、、、みたいな交渉も会議の内と外でできるかもしれない。

 

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3 thoughts on “「自己主張」の脱構築

  1. Masa says:

    かず先生

    「自己主張」からひとつ発見しました。
    すでにかず先生が気付かれていて、どこかで書かれていたならごめんなさい。

    なぜ日本のミュージシャン、とりわけジャズプレイヤーが世界で活躍することが稀なのか分かりました。
    音楽文化の土壌が違うからとかよく言われますが、正しくは話し言葉の「シラブル」の違いが演奏に及ぼす原因だと思います。

    私は趣味で、かず先生と同じく、ギターを弾きます。ロック、ブルース、ボサノバも演りますが一番好きなのはジャズです。若い時は一時プロ目指してジャズスクールに通ったこともありました。
    ともあれジャズはimprovisationつまり即興演奏=アドリブが命なのですが、実は先日から気が付いていたのは本場のミュージシャンが(楽器を問わず)弾くフレーズにはシラブルを感じます。ギターでもピアノでもトランペット、サックス、ドラムでさえ。

    考えてみれば話し言葉がそうだから、歌に関してかず先生もおっしゃってたように一つの音符が1シラブルであるように、楽器で音を紡いでなにかを言いたいときも当然(無意識に)基本的にひとつの音が1シラブルになるはずですよね。逆にシラブルを感じて楽器を演奏しなければ、英語圏の人に即興演奏に込めたエモーションやイマジネーションは伝わりにくいんだと思います。
    テーマのメロディーや決まっているアンサンブル部分は譜面通り弾けばいいので、実際は微妙に(ネイティブには)聞こえ方が違ってもまだ許せるでしょう。しかしアドリブはモロにシラブルの感覚の違いが音に出ているのですよ。日本人には伝わるでしょうが。

    これに気付いたことで、私が本場のジャプレイヤーのアドリブソロを聞いて、微妙なタメを感じることが多かったのはシラブル内の3つの音(個別の音というより「間」と呼ぶべきか、必ずしも鳴っていなくともそこにあるはずの音の「場」というべきか・・・)のうち2つしか聞いてなかった、聞こえてなかったんだと確信しました。
    そして今、ジャズを聞くと(マイルス・デイビスを聞きながら書いてますが)今まで理解しにくかった「タメ」が自然な音の流れに変わっております。

    そして話し言葉のシラブルと3ビートがわからない日本人プレイヤーのimprovisationは、いくらテクニック的に、感性的に優れていても欧米人には伝わりにくいから評価もされないのですよきっと。

    今まで本当に海外で評価されたプレイヤーは日野皓正や大野俊三などアメリカ生活の永い準ネイティブな一握りの人たちだけです。彼らはフレーズが3ビートのシラブルで紡がれているんです。
    1シラブル2ビートの日本人プレイヤーは評価されなくて当然でしょう。口発音英語と同じように、伝わらないから相手にしてもらえないのじゃないでしょうか。

    ということは、今後英語喉と3ビートをマスターしたプレイヤーが(勿論、当然として演奏能力も高くないとダメでしょうが)海外で評価される日が必ず来るでしょうね!!

    という一考察でございましたぁw

  2. アキ says:

    改めまして、カズ先生、お誕生日おめでとうございます。

    カズ先生は、まだ40代ですか?
    いいですね。
    私はもう50代ですよ。ただし、精神年齢だけは10代だと、周囲の連中からは言われていますが。(笑)
    しかし、年は取るものではなく、取られるものだと思いましょう。
    お互いに心身共に若くないと、英語喉は普及しませんよね!

  3. 上川一秋 says:

    アキさん、MIXIでばれましたか?43歳になりました。さすがに昨年ぐらいから、近くが見えにくくなりましたよ。お互い健康に気をつけていきましょう。英語喉普及の行程はまだまだ長そうです。

    MASAさん
    なるほど、そういえば、ギターでもぺらぺらぺらって感じの演奏の人がいますね。ぺんぺけぺん、、みたいな。それに大して、BB KINGとか、ためがありますよね。サンタナとか。

    そういえば、なんでもかんでもアメリカ帰りがどうのこうのというのばかりでうす。

    英語喉は本当に根本的なプロセスなので、色んな分野に関わってきますね。ジーナがオリンピックのアイススケートをみながら、日本人選手は体が硬いとか言っていました。英語喉でリラックスしたらよいかもしれません。実際、西洋人のジャッジは、そういうところを見ながら採点しているわけだから。

    なんか、エッセイ集になりそうなくらいネタが出てきますね。

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