よく発音の説明で音が変化しますと書いてあるが一体、何から変化するのだろうか?

例えば、母音の弱化とかなんとか呼ばれているものがあって、それは、音声学では、いわゆる曖昧音であり、英語喉でいうと、i_ とかu_だ。

英語喉的には、i_ とu_は最初からi_ とu_であり、何か別のものがそれらになったわけではない。しかし、音声学者が、変化したというのならば、何から変化したのだろう???

実際には、何かから変化したとかいうことではなくて、ただ単に、i_ とu_は最初からi_ とu_なのだ。

よくHが省略されるというが(例 I TOLD HERのH)。私も、英語喉以前は、そう感じていたと言う点で、特殊だ。しかし英語喉をやりだしてからは、前は消えていたHが今は聞こえるのが笑える。位置的に、例えばI TOLD HERのHは、H音の半分からである(ライフサイクルのフォロースルーにあたる)。だから、聞こえにくいのかもしれないが、シラブルをちゃんと聞いていると、微妙に思えたHがしっかり聞こえる。

 

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2 thoughts on “音が変化します、、、というけど、何から変化する?

  1. アキ says:

    カズ先生、こんにちは。
    私も昔から、he, she の特にH音は、省略されると思っていましたが、喉発音が少しできるようになってからは、微かに聞こえるようになりました。
    give him, give her などは、ギビム、ギバーと聞こえていましたが、確かにH音も聞こえますね。不思議なことですが、人間は自分で発音できる音しか他人の発音も聞き取れないのでしょね。
    英語には、フランス語で言うようないわゆるリエゾンというものは、本当は存在しないのでしょうか?

    日本の英語教師などが言っていた弱音化ということは、実際には、元々彼らの知っていた発音が大袈裟か間違っていたということではないでしょうか?
    いわゆる強形発音ばかりを知って使っていて、普通の英語ネイティブの喋る弱形発音を聞いて、勝手に曖昧音に変化したと誤解していたのではないでしょうか?
    アクセントの無い母音の部分は、早口で言うときは全て曖昧音に変化するというのは、よく考えてみれば変なことですね。最初から普通の発音は、弱形の言い方なのでしょう。

  2. 上川一秋 says:

    アキさん、どうもコメントありがとう。

    変化するというのは、何かがあって、それが何かに変わると言っているわけですから、一つには、英語が不自由な日本人としたら、アときそうなのに、曖昧なアになった、そら変化した!と思っているということが一つでしょう。ご指摘のとおり。

    しかし、例えば ROCK AND ROLLという単語があり、そのANDがちょっと弱い感じに聞こえる、、、というのを指しているのか???これは短縮と呼んでいるのかな???

    また、なにやらアクセントがこないところがあいまい音化すると音声学は言っているようにも思えるのですが、これは変ですよね。アクセントが来ないから、曖昧音とわざわざ言わなくても、曖昧音があると思うなら、曖昧音とだけ言えばよい。しかし、何か、変化します!と言いたいのでしょうね。

    でも、例えば、CUTのUはおそらく曖昧音と呼ぶのかな?その場合、何がその曖昧音に変わったのでしょうか?

    STATIONだと、たぶんTIONのあたりの母音を曖昧恩と音声学者は言いそうですよね。その場合、何が最初にあったんでしょうね?オ?

    でも、アクセントとか関係なしに、単に、TIONの読み方はこうですと言えば良い。

    そもそも、変化した!というのは、瞬間的な変化を言っているのか????

    ネイティブがSTATIONをションと普通は言うのに、STAのところが強くなったせいで、ションが曖昧音の母音になる???

    わけがわからんですな。

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