FBで書いたのですが、転用します。

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今朝、友人とSKYPEでこの話をしていました。

発音記号ではOは、OUとされていますが、このウはUというほどのものではなく、Owという感じのもので、意識してUを言うというより、外国人の声を真似て、深い位置からOと言うと、無意識で出てしまう感じのものです。わざとウというとオウとなり、また感じが違ってきます。

日本で英語を勉強された皆さんと同じように、自分は絶対この音はOUだと思っていたのですが、8年ほどまえに、ジーナに指摘されて、Uじゃなくて、単にOを喉の深い位置から言ってみると、そういえば、OhとかOwという感じになるなあと納得したのです。

じゃ、便宜上、OUでもいいんじゃないかとなりますが、そういう風にしていると収集がつかなくなります。

例えば、日本人がRを聞くときに、ウが最初に聞こえる人がいます。だからといって、じゃあ、Rの発音を記号をuRとするならば、大変です。

Mではどうでしょうか?ネイティブがMだけを発音すると、少なくとも3種類の音が出ます。

1)まず唇がつくところまでにでるウのような音
2)唇がついた瞬間の、いわゆるMの音
3)唇が離れて、ちょっと吐息が出る感じの音

これを表現するならばMじゃなくてuMhじゃないかと言うことになります。

というわけで、Oは、まあ、喉の奥のほうから、Oと言っておいて、リラックスしていれば、自然のウっぽい音が続くということです。

人間の出す音ですから、音には幅があり、その幅の中で音色が微妙に変わることがありますが、ま、それはリラックスしておれば、自然に起こること。

日本人の英語感として、音が短いもの、瞬間的なものという感覚がありますが、そうでもありません。Mの唇が付くところだけをとらえて、両唇音と呼びますが、それは、幅をもった音の一瞬をとらえたものにすぎません(さらに、両唇をつけずにMをいうアメリカ人は結構いますが、ま、それは別の長い話になりますね。)

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